冷めても美味しい卵焼きのレシピをご紹介します。
調理科学の専門家、佐藤秀美さんが考案した「卵焼き」。
日本テレビの「世界一受けたい授業」で話題になりました。
お弁当用に考案された卵焼きのレシピで、卵液に天かすを混ぜて焼くのが特徴です。
佐藤さんはこの卵焼について、次のようにおっしゃっています。
天かすを混ぜるだけで、いつもの卵焼きが抜群に美味しく大変身する。
天かすを加えると、味にコクが出て、時間が経っても弾力のある食感が残ります。お弁当にぴったりですよ。
調理時間は3分です。
(レシピ情報元:日本テレビ「世界一受けたい授業」2018年3月31日放映)
卵焼きの天かすを使ったレシピ
「卵焼き」のレシピです。
全工程は、後ほど写真をもとに説明します。
卵 | 2個 |
天かす | 大さじ2 |
醤油 | 小さじ1/2 |
砂糖 | 大さじ1 |
油 | 適量 |
- 卵と醤油と砂糖をボールに入れ、よく混ぜる。天かすを加え、軽く混ぜる。
- 熱したフライパンに油を馴染ませ、1を流し入れ、形を整えながら中火で焼いたらできあがり。
写真をもとにレシピを説明します。
お弁当の卵焼きの作り方
【工程1】
まず卵(2個)と醤油(小さじ1/2)と砂糖(大さじ1)をボールに入れ、よく混ぜます。
そして天かす(大さじ2)を加え、軽く混ぜます。(上の写真)
天かすを卵液に加えると、天かすの油が隠し味になり、コクが出て美味しくなります。
また、天かすに含まれるグルテン(小麦粉のたんぱく質)が、スポンジのような役割をするため、冷めても食感が固くなりにくいです。
【工程2】
次に熱したフライパンに油(適量)を馴染ませ、卵液を流し入れます。
ちなみに佐藤さんは、卵焼き用の四角いフライパンを使っていましたが、私は丸いフライパンを使いました。普通のフライパンでも作れます。
形を整えながら中火で焼いたら完成です。
形や焼き加減は、お好みで仕上げてください。
四角くするのが面倒な場合は、ラフな形にしてももちろんOKです。
天かすの優しいコクが加わった、美味しい卵焼きが出来ます。
甘さ控えめの飽きの来ない味付けで、冷めても弾力が残りますよ。
ちなみに上の写真は、今回ご紹介した卵焼きを使ったお弁当です。レシピはリンク先をご覧ください。
ところで最後に、お弁当におすすめの卵焼きのレシピをあと3品ご紹介します。
家事えもんことタレントの松橋周太呂さんが考案した「卵焼き」と、料理研究家の野上優佳子さんが考案した「切り干し大根の玉子焼き」と、料理研究家の有坂翔太さんの「卵焼き」です。
家事えもんの「卵焼き」は、卵液にマシュマロと片栗粉を加えるのが特徴で、冷めてもしっとりしています。
また野上さんの「切り干し大根の玉子焼き」は、切り干し大根の旨味が凝縮された一品。
そして有坂さんの「卵焼き」は、味付けにマヨネーズを使い、しっとりふわふわに仕上げます。
3品ともお弁当用に考案された卵焼きです。合わせて参考にしてください。