
ポッサムの本格レシピをご紹介します。
男性なのに可愛すぎると話題の、いんくんこと、韓国人料理研究家のファン・インソンさんが考案した「タレポッサム」です。
ポッサムとは、茹でた豚肉を葉野菜で包んで食べる韓国のお料理です。
インソン流ポッサムは、豚肉の表面をフライパンでさっと焼き固め、レンジで中まで火を通します。
柔らかくてジューシーな豚肉に、こってりとした甘みあるのたれが絶妙にマッチしますよ。
ちなみにこのお料理は、インソンさんが主催する料理教室で1番人気があるそうです。
(一部情報元:日本テレビ「メレンゲの気持ち」2018年4月14日放映)
タレポッサムの作り方

「タレポッサム」のレシピです。
全工程は、後ほど写真をもとに説明します。
豚バラブロック肉(※) | 300g |
塩 | 少々 |
赤ワイン | 100cc |
インスタントコーヒー | 小さじ1 |
こしょう | 少々 |
水 | 150cc |
醤油 | 大さじ2 |
オイスターソース | 大さじ1 |
砂糖 | 大さじ1/2 |
水あめ | 大さじ1 |
おろしにんにく | 小さじ1 |
ベビーリーフ | 適量 |
かいわれ大根 | 適量 |
白ごま | 適量 |
パセリ | 適量 |
※なるべく厚みがあるものがおすすめ。
- Aをバットに入れ、豚肉を返しながら5分ほど漬ける。さらに豚肉の表面に塩をまぶす。
- たれの材料を混ぜる。
- フライパンを熱し、豚肉の脂身を下にして入れ、表面全体に焼き色が付くまで返しながら焼く。
こんがり焼けたら赤ワインを加え、アルコールが飛ぶまで30秒ほど加熱する。
2のたれを回し入れ、全体に絡めながら3分焼き、豚肉を取り出す。
残ったたれをヘラで混ぜながら煮詰め、とろとろにする。 - 3で取り出した豚肉を厚さ1センチ幅に切り、耐熱皿の上に重ならないように並べる。
豚肉の上に3のたれを大さじ2〜3ほど回しかけ、ラップをして電子レンジ(600w)で2分加熱する。 - 4を皿に盛り、3の残りのたれをかけ、白ごまとみじん切りにしたパセリをトッピングする。
ベビーリーフとかいわれ大根を添えたらできあがり。
写真をもとにレシピを説明します。
タレポッサムの作り方

【工程1】
まずA(インスタントコーヒー:小さじ1、こしょう:少々、水:150cc)をバットに入れ、よく混ぜます。
そして豚バラブロック肉(300g)をこの液体に5分ほど漬け込みます。
漬けている間は、豚肉をたまに返しながら全体によく馴染むようにします。
インスタントコーヒーを溶かした水に豚肉を漬け込むと、豚肉の臭みが取れ、色良く仕上がります。
ちなみにインスタントコーヒーは少量なので、豚肉に味は付きません。

次に豚肉全体に塩(少々)をまぶします。
水気は拭き取らずに、そのまま塩を振って良いようです。

【工程2】
続いてたれの材料(醤油:大さじ2、オイスターソース:大さじ1、砂糖:大さじ1/2、水あめ:大さじ1、おろしにんにく:小さじ1)を混ぜます。
水あめをたれに混ぜると、仕上がりに美味しそうなツヤが出ます。

【工程2】
次にフライパンを熱し、油を引かずに、豚肉を脂身の方を下にしてのせます。
火加減は強火で良いと思います。

そして上の写真のように、表面全体がこんがりするまで返しながら焼きます。
ちなみにこの段階で、豚肉の中まで火を通す必要はありません。表面に焼き色を付けるだけです。

全体がこんがり焼けたら赤ワイン(100cc)を加え、30秒ほど加熱しアルコールを飛ばします。

30秒経ったら、工程2で混ぜたたれを回し入れ、豚肉に絡めながら3分ほど焼きます。
そして豚肉だけを取り出します。

フライパンに残ったたれは、ヘラで混ぜながらとろとろになるまで煮詰めます。
たれに粘り気が出たら火を止めます。

【工程3】
フライパンから取り出した豚肉は、厚さ1センチ幅に切ります。
この段階では、豚肉の中はまだ生。中まで火が通っていない状態です。

そして切った豚肉を耐熱皿に重ならないように並べ、フライパンからたれを大さじ2〜3ほど取り出してかけ、ラップをして電子レンジ(600w)で2分加熱します。
豚肉は最後にレンジでさっと加熱して火を通し、柔らかく仕上げます。

レンジで2分チンすると、豚肉の中まで火が通ります。
加熱時間はレンジの機種などによって若干変わりますので、チンしたら、念のため火が通っているか確認してください。

【工程4】
最後に豚肉を皿に盛り、残ったたれを回しかけ、白ごま(適量)とみじん切りにしたパセリ(適量)をトッピングします。
そしてベビーリーフ(適量)とかいわれ大根(適量)を添えたら完成です。
こってりとした甘辛味のご飯がすすむポッサムが出来ます。
豚肉は香ばしくて中がとても柔らかいです。
赤ワインのアルコールは完全に飛んでしまうので、子供でも食べやすいですよ。