
きゅうりのぬか漬けの簡単な作り方をご紹介します。
和食の名店「分とく山」の総料理長、野﨑洋光さんが考案した、超簡単ぬか漬け「きゅうりの味噌ヨーグルト漬け」です。
この漬け物は、ぬかを一切使いません。
ごく普通のぬか漬けは、半日〜1日かけて漬けますが、ぬかの代わりに味噌とヨーグルトを使うと時短になります。
たったの4時間で、本物のぬか漬けのような、味わい深い漬け物ができますよ。
(一部情報元:日本テレビ「得する人損する人」家庭料理の神のレシピ 2018年5月3日放映)
ぬか漬けの作り方

「きゅうりの味噌ヨーグルト漬け」のレシピです。
全工程は、後ほど写真をもとに説明します。
きゅうり | 2本 |
塩 | 適量 |
味噌 | 100g |
無糖ヨーグルト | 30g |
- きゅうりを塩で揉み、水洗いして水気を拭き取る。
- 味噌とヨーグルトを混ぜる。
- 2を保存袋に入れ、1を加えて馴染ませる。冷蔵庫に4時間入れたらできあがり。
写真をもとにレシピを説明します。
ぬか漬けの簡単な作り方

【工程1】
まずきゅうり(2本)を塩(適量)で揉みます。

そして水洗いして、キッチンペーパーなどで水気を拭き取ります。

【工程2・3】
次に味噌(100g)と無糖ヨーグルト(30g)を混ぜ、保存袋に入れます。
そしてきゅうりを加え、全体をよく馴染ませます。
最後に袋の中の空気を抜いて、味噌ヨーグルトをきゅうりにしっかり密着させます。(上の写真)
そしてこの状態で冷蔵庫に入れ、4時間ほど漬けたら完成です。
ぬかの代わりに味噌とヨーグルトを使うと、ぬか漬け風の漬け物が簡単に作れます。
味噌とヨーグルトという発酵食品同士を混ぜると、時短になります。

このきゅうりの漬け物は、ぬかを一切使わずに作りますが、本物のぬか漬けのようでとても美味しいです。
ヨーグルトの酸味はまったくなく、たったの4時間で味がよく染みます。
逆に4時間以上置いてしまうと、味が濃くなるので、味噌ヨーグルトに漬けたきゅうりは、4時間を目安に引き上げることをおすすめします。
きゅうり以外の野菜で作っても美味しいと思いますので、お好みでいろいろ試してみてください。

ちなみにきゅうりを漬けた後に残った味噌ヨーグルトは、味噌汁の味付けに使うと美味しいそうです。
野崎さんのお薦めの具材は、大根・しめじ・長ねぎ・油揚げ。超具沢山の味噌汁にします。トマトを加えても合うそうです。
この味噌汁のポイントは、だしを使わないこと。
ヨーグルトから旨味が出るので、だしはいらないそうです。
ヨーグルトが加わると、味噌汁の味がまろやかになります。
優しい旨味のある、上品な味わいの味噌汁ができますよ。

ところで今回ご紹介した漬け物は「4時間でできるぬか漬け」でしたが、当サイトでは「3時間でできるぬか漬け」(上の写真)のレシピも紹介しています。
このぬか漬けに使うのは、パン粉・塩・砂糖です。
面白いことに、パン粉を使っても、ぬか漬け風の漬け物ができますよ。

また当サイトでは、分とく山の野﨑洋光さんのレシピを他にもいくつか紹介しています。
その中でも特におすすめなのは「しめさば」(上の写真)と「ツナの炊き込みご飯」です。
「しめさば」は、塩以外に砂糖をたっぷり使ってサバをしめるのが特徴です。まろやかで優しい味わいです。
そして「ツナの炊き込みご飯」は、ツナとさつまいもを具材にしたシンプルな炊き込みご飯で、ツナの美味しさを上手にいかす方法を紹介しています。
リンク先も合わせてご覧ください。