
バリスタが考案した、抹茶を使った冷たい飲み物のレシピをご紹介します。
東京・吉祥寺にある人気カフェ「LIGHT UP COFFEE」のオーナー、相原民人さんが考案した「抹茶のトリプルオレ」です。
抹茶のほろ苦さをプラスした、ほんのり和テイストなカフェオレです。
3つのポイントをおさえるだけで、だれにでもきれいな3層が作れますよ。
(一部情報元:日本テレビ「ヒルナンデス」2018年5月10日放映)
抹茶のトリプルオレの作り方

「抹茶のトリプルオレ」のレシピです。
全工程は、後ほど写真をもとに説明します。
抹茶 | ティースプーン2杯 |
湯 | 50ml |
ガムシロップ | 適量 |
牛乳 | 100ml |
インスタントコーヒー | ティースプーン2杯 |
水 | 少々 |
湯 | 水と合わせて50mlくらい |
氷 | 適量 |
- 【コーヒーを作る】インスタントコーヒーを水(少々)で溶かし、湯を混ぜる。
- 【抹茶を作る】抹茶を湯で溶かし、ガムシロップを混ぜる。
- グラスに氷を入れ、2を注ぐ。
氷に当てるように牛乳・1の順に注いだらできあがり。
写真をもとにレシピを説明します。
抹茶のトリプルオレの作り方

【工程1】
まずインスタントコーヒー(ティースプーン2杯)をコップに入れます。

そして水(少々)を加え、コーヒーを溶かします。
インスタントコーヒーは最初に少量の水で溶かします。
水で溶かした後に湯を加えると、マイルドな味に仕上がります。
インスタントコーヒーには、でんぷんが含まれているので、いきなり湯を加えると、でんぷん同士が固まってダマになり、粉っぽい味になるそうです。
ですからコーヒーは、あらかじめ水でしっかり溶かしてから湯を注ぎます。
インスタントコーヒーは、片栗粉と扱いが同じだと考えると分かりやすいそうです。
片栗粉もでんぷんを含むので、水で溶いてから熱を加えます。

次に湯(適量)を加え、50mlくらいの濃いめのコーヒーを作ります。

【工程2】
続いて抹茶(ティースプーン2杯)を湯(50ml)で溶かします。

そしてガムシロップ(適量)を混ぜます。
甘いのが好きな方は、ガムシロップの量を少し多めにしてください。
ガムシロップは、抹茶に混ぜます。
ガムシロップは、抹茶と牛乳とコーヒーの中で一番比重が大きい抹茶に混ぜます。
これらを比重が大きい順に並べると、抹茶>牛乳>コーヒーになります。
比重の大きいものが下に沈むので、3層の仕上がりは、下から抹茶・牛乳・コーヒーになります。
ガムシロップを一番下の抹茶に加えると、層の境目がよりきれいに出ます。

【工程3】
最後にグラスに氷(適量)を入れ、抹茶を注ぎます。

続いて牛乳を氷に当てるようにして注ぎます。
牛乳は1つの氷に当てるようにして静かに注ぐと、きれいな2層になります。
氷の上をめがけて牛乳を注ぐと、氷がクッションのような役割を果たすので、抹茶と牛乳が混ざりにくくなります。

そして牛乳と同じように、コーヒーを氷に当てながら注いだら完成です。
コーヒーも牛乳と同じく、1つの氷に当てるようにして静かに注ぐと、きれいな3層になります。
コーヒーも牛乳と同じように氷の上をめがけて注ぐと、氷がクッションになって、3層が混ざりにくくなります。

このようにすると、きれいな3層のカフェオレが簡単に作れます。
抹茶とコーヒーのほろ苦さが合わさって、深みのある大人の味に仕上がりますよ。
ところで当サイトでは、相原さんが考案した「2層のアイスカフェオレ」のレシピも紹介しています。
このカフェオレも、今回ご紹介したトリプルオレと同じ要領で簡単に作れます。リンク先も合わせてご覧ください。