
イタリアンライスのおすすめレシピをご紹介します。
たったの10分で作れる本格イタリアンのレシピ。
イタリア料理の名店「フォリオリーナ・デッラ・ポルタ・フォルトゥーナ」のオーナーシェフ、小林幸司さんが考案した「世界一のイタリアンライス」です。
小林さんによると「イタリアンライス」というネーミングには「カレーライスやハヤシライスと同じくらい普及しないはずがない、万人ウケする美味しいお料理」という意味が込められているそうです。
小林さんは次のようにおっしゃっています。
どこにでもある食材でたったの10分で作れる料理で、難しいテクニックもない。セオリーさえ踏めば、絶対世界一の味になる。
このお料理のポイントは2つありますが、小林さんがおっしゃる通り、だれにでもできるちょっとした事です。
「世界一」という名に納得できる、素材の魅力がぎゅっと凝縮した、風味がとても豊かなお料理ができますよ。
(一部情報元:日本テレビ「得する人損する人」イタリアンの鬼才のレシピ 2018年5月17日放映)

「世界一のイタリアンライス」のレシピです。
材料
緑オリーブ(種つき) | 15粒 |
黒オリーブ(種つき) | 20粒 |
アンチョビ | 2枚 |
トマトの水煮 | 1缶 |
にんにく | 1と1/2片 |
オリーブオイル | 適量 |
塩 | 少々 |
アーモンド | 適量 |
ピザ用チーズ | 適量 |
イタリアンパセリ | 適量 |
オリーブオイル | 適量 |
ご飯 | 適量 |
作り方
- にんにくを薄切りにし、アンチョビとアーモンドを細かく刻む。
- にんにくとオリーブオイルを鍋に入れ、火にかける。
にんにくの香りが立って薄っすらと色付いたら、アンチョビをさっと炒める。
さらに緑と黒のオリーブを加え、さっと炒め合わせる。トマトの水煮を加え7分煮る。
火を止めて塩で味を整える。 - ご飯を皿に盛り、アーモンドとピザ用チーズをトッピングし、トマトソースをかける。手でちぎったパセリを散らし、オリーブオイルを回しかけたらできあがり。

まず、にんにく(1と1/2片)を薄切りにし、アンチョビ(2枚)とアーモンド(適量)を細かく刻みます。

次に、にんにくとオリーブオイル(適量)を鍋に入れ、火にかけます。
風味よく仕上げるコツ
にんにくとオリーブオイルは、冷たい状態の鍋に入れます。
鍋に入れてから火にかけると、オリーブオイルの香りが飛びにくく、にんにくの水分が抜けやすくなるので、風味が凝縮して美味しくなります。

にんにくの香りが立って色付いたら、アンチョビを加えてさっと炒めます。

続いて緑オリーブ(15粒)と黒オリーブ(20粒)を加え、さっと炒め合わせます。
種つきのオリーブを使う
オリーブは種つきを使います。
小林さんによると、種なしのオリーブは、種を取った後に塩水に漬けているため、種つきにくらべて食感と風味が乏しいそうです。
種つきを使うと、仕上がりは「段違いで美味しい」のでおすすめだそうです。

次にトマトの水煮(1缶)を加えます。

そして7分ほど煮ます。

7分ほど経ち、上の写真のようにトマトソースにクレーターのような模様が出るくらいに煮詰まったら火を止め、塩(少々)で味をととのえます。

最後に、ご飯(適量)を皿に盛り、アーモンドとピザ用チーズ(適量)をトッピングして、トマトソースをかけます。
そして、手でちぎったパセリ(適量:写真はみじん切り)を散らし、オリーブオイル(適量)を回しかけたら完成です。

2種類のオリーブがごろっと丸ごとたっぷり入った、風味がとても豊かなお料理ができます。
さっぱりとした中に深い旨味とコクがあり、それぞれの素材の味がバランス良く一つに溶け合っていて、味がとても上品です。
美味しいですよ。
ところで、小林さんのお料理と言えば、当サイトでは「世界一美味しいふりかけ」や「ウンブリケッリ(冷凍うどんのパスタ)」や「卵かけご飯」も人気があります。
どれも料理初心者でも簡単に作れる本格レシピになっています。
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