鶏手羽元のおすすめレシピをご紹介します。
伝説の家政婦こと、家事代行サービス【タスカジ】の人気スタッフ、タサン志麻さんが考案した「手羽元とじゃがいものだしマスタード焼き」です。
マスタードの風味をいかした、子供も喜ぶまろやかな味わいの一品で、柔らかくてとても食べやすいです。
作り置きにもぴったりですよ。

ちなみに志麻さんは元フレンチのシェフで、「プレミアムな作りおき」という常備菜のレシピ本も執筆しています。
(一部情報元:NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」2018年5月21日放映)
鶏手羽元のマスタード焼きの作り方
「手羽元とじゃがいものだしマスタード焼き」のレシピです。
全工程は、後ほど写真をもとに説明します。
鶏手羽元 | 12本 |
じゃがいも(メークイン) | 2個 |
薄力粉 | 大さじ1と1/2 |
サラダ油 | 大さじ1 |
粒マスタード | 大さじ2 |
おろしにんにく | 1片分 |
めんつゆ(4倍濃縮) | 大さじ2 |
水 | 大さじ2 |
- じゃがいもはきれいに洗い、皮付きのままラップをし、電子レンジ(600w)で4〜6分加熱し、1センチの輪切りにする。
- 手羽元に薄力粉をまぶす。
- フライパンにサラダ油を熱し、2の表面に焼き色を付ける。フタをして弱火にし、蒸し焼きにして中まで火を通す。
- 3に1を加えて炒め合わせ、Aを加え、煮詰めながら味を絡めたらできあがり。
写真をもとにレシピを説明します。
鶏手羽元のマスタード焼きの作り方
【工程1】
まずじゃがいも(2個)をきれいに洗い、皮付きのままラップをします。(写真右)
そして電子レンジ(600w)で4〜6分加熱します。
じゃがいもが柔らかくなったら、1センチの輪切りにします。(写真左)
【工程2】
次に鶏手羽元(12本)に薄力粉(大さじ1と1/2)をまぶします。
手羽元に小麦粉をまぶすと、しっとりした焼き上がりになります。
【工程3】
続いてフライパンにサラダ油(大さじ1)を熱し、手羽元の表面に焼き色を付けます。
ちなみにこの段階で、中まで火を通す必要はありません。表面に焼き目を付けるだけです。時間にすると3分くらいです。
志麻さんによると、焼いている間は、旨味が逃げないように動かさないようにするとよいそうです。
焼き色が付いたらフタをして弱火にし、蒸し焼きにして中まで火を通します。
蒸し焼きにする時間は、手羽元の大きさにもよりますが、8〜10分くらいです。
弱火にして蒸し焼きにすると、手羽元の中が柔らかく仕上がります。
【工程4】
鶏肉に火が通ったらじゃがいもを加え、軽く炒め合わせます。
じゃがいもはチンして柔らかくなっているので、フライパンの上に直にのせて、軽く焼き色を付けるのがおすすめです。
最後にA(粒マスタード:大さじ2、おろしにんにく:1片分、めんつゆ:大さじ2、水:大さじ2)を加えます。
そして煮詰めながら味を絡めたら完成です。
このお料理は、うちの家族や友人にとても好評でした。子供にもウケます。
マスタードのほのかな酸味で、鶏肉の優しい旨味とじゃがいもの甘みが引き立ち、とても美味しくいただけます。
作り置きおかずとしてもおすすめです。
日持ちは冷蔵で3〜4日くらいと考えると良いと思います。
ところで当サイトでは、志麻さんのレシピを他にもいくつか紹介しています。
「鶏ハム」と「シューファルシ(ロールレタス)」と「里芋グラタン」と「塩さばの白ワイン煮」と「コールスロー」と「カブとイチゴジャムの和え物」もおすすめです。
どれも作り置きにぴったりで美味しくできます。
「鶏ハム」は安い鶏むね肉で作ります。しっとりジューシーな鶏ハムに、トマトや大葉の風味をいかした爽やかなソースがよく合います。調理時間は25分です。
「シューファルシ」は、フランス風のロールキャベツのことで、キャベツの代わりにレタスで作ります。レタスと肉だねの食感が良く、シンプルで飽きの来ない味付けです。煮込みには1時間かかりますが、下準備は7分で済むので、ほぼほったらかしでOK。ラクチンです。
「里芋グラタン」は、ホワイトソースの代わりに里芋のとろみを使った、ほっとするような味わいの和風グラタン。オーブンを使わずグリルで焼き上げます。調理時間は30分です。
「塩さばの白ワイン煮」は、塩さばを使った簡単料理で、たったの8分で作れます。レモンと白ワインの爽やかな酸味が、脂ののった塩さばと絶妙にマッチします。
「コールスロー」は、夏にぴったりのさっぱりした味付けが特徴です。めんつゆを使った和テイストのコールスローができます。調理時間は10分です。
「カブとイチゴジャムの和え物」は、いちごジャムで甘酸っぱいドレッシングを作り、薄切りにしたかぶを和えたさっぱりとした一品で、調理時間は4分です。