
蒸し鶏のおすすめレシピをご紹介します。
和食の名店「分とく山」の総料理長、野﨑洋光さんが考案した「大根おろしの蒸し鶏」です。
鶏むね肉に大根おろしをたっぷりのせて蒸すと、しっとり柔らかい食感に仕上がります。
大根の風味が鶏肉の優しい旨味と絶妙にマッチした、味わい深い蒸し鶏が出来ます。
蒸し器が無い場合は、少し深めのフライパンでも作れますよ。
(一部情報元:日本テレビ「世界一受けたい授業」2018年5月26日放映)
蒸し鶏の作り方

「大根おろしの蒸し鶏」のレシピです。
全工程は、後ほど写真をもとに説明します。
鶏むね肉 | 1枚(250g) |
塩 | 小さじ1弱 |
大根おろし | 1/4本分 |
- 鶏むね肉の両面に塩を振り、10分置く。
- 1を皮目を上にしてバットにのせ、水気を切った大根おろしで表面を万遍なく覆う。
- 2を蒸気が上がった蒸し器にバットごと入れ、中火で20分ほど蒸す。
- 3を食べやすい大きさに切り、大根おろしをのせたらできあがり。
写真をもとにレシピを説明します。
蒸し鶏の作り方

【工程1】
まず鶏むね肉(1枚:250g)の両面に塩(小さじ1弱)を振り、10分置きます。

【工程2】
次に鶏肉の皮目を上にしてバットにのせ、水気を切った大根おろしで表面全体を万遍なく覆います。
大根にはタンパク質分解酵素が含まれているので、大根おろしで鶏肉を覆って蒸すと、柔らかい食感に仕上がります。

【工程3】
続いて鶏肉をバットにのせたまま、蒸気が上がった蒸し器に入れます。
蒸し器が無い場合は、上の写真のように深めのフライパンに蒸し板や器などを敷き、その上にバットをのせるといいですよ。

そしてフタをして、中火で20分ほど蒸します。
大根おろしで覆って蒸すと、鶏肉に熱が直接当たらないので、旨味成分が外に流れ出るのを防ぐことができます。
そのため鶏肉がジューシーに仕上がります。

蒸し上がりはふっくらしています。

【工程4】
最後に鶏肉を食べやすい大きさに切り、大根おろしをのせたら完成です。
鶏肉と大根の優しい旨味が溶け合った、風味豊かな蒸し鶏ができます。
この鶏むね肉の食感は、低温(70度くらい)で温度管理しながら調理したものとくらべたら少ししっかりしていますが、柔らかめでとても食べやすいです。
ほど良い塩加減なので、何も足さずにこのまま美味しくいただけます。

このお料理は作り置きおかずとしてもおすすめです。
数日置くと味が染みてより美味しくなりますし、冷やしていただくのもとても合います。
日持ちは冷蔵で3〜4日くらいと考えると良いと思います。
ところで当サイトでは、野崎さんのお料理を他にもたくさん紹介しています。
その中でも特におすすめなのは「しめさば」と「ぬか漬け」と「ツナの炊き込みご飯」です。
「しめさば」は、塩以外に砂糖をたっぷり使ってサバをしめるのが特徴です。まろやかで優しい味わいです。
また「ぬか漬け」は、ぬかを一切使わない超時短レシピになっています。ぬかの代わりに使うのは、味噌とヨーグルト。たったの4時間で漬かります。
「ツナの炊き込みご飯」は、ツナとさつまいもを具材にしたシンプルな炊き込みご飯で、ツナの美味しさを上手にいかす方法を紹介しています。
リンク先も合わせてご覧ください。