
ご飯によく合う旨味たっぷりのふりかけのレシピをご紹介します。
イタリア料理の名店「フォリオリーナ・デッラ・ポルタ・フォルトゥーナ」のオーナーシェフ、小林幸司さんが考案した「世界一美味しいふりかけ」です。
「世界一」というインパクトのあるメニュー名について、小林さんは次のようにおっしゃっています。
これより上はないでしょうから、(世界一です。)間違いないです。
このふりかけの主な材料は、ちりめんじゃこ・かつおぶし・海苔・チーズ・クルミ。
旨味が凝縮した食材同士をうまく組み合わせると、相乗効果が生まれ、間違いなく美味しいふりかけができます。
風味豊かで食感が良くとても美味しいですよ。
(一部情報元:日本テレビ「得する人損する人」2018年6月7日放映)
世界一美味しいふりかけの作り方

「世界一美味しいふりかけ」のレシピです。
全工程は、後ほど写真をもとに説明します。
ちりめんじゃこ | 30g |
鰹節 | 5g |
ピザ用チーズ | 30g |
焼き海苔 | 全形1枚 |
クルミ | 適量(※) |
オリーブオイル | 適量 |
さとうきび糖 | 5g |
醤油 | 20cc |
オリーブオイル | 10cc |
※ピザ用チーズと見た目で同量か少し多めくらいの量。
- Aをボールに入れよく混ぜる。
- ちりめんじゃこ・鰹節・ピザ用チーズ・手で細かくちぎった焼海苔・手で細かく砕いたクルミを別のボールに入れ、よく混ぜる。
- 2に1を混ぜ、オリーブオイルを回しかけたらできあがり。
ご飯(分量外)にのせていただく。
写真をもとにレシピを説明します。
世界一美味しいふりかけの作り方

このふりかけの主な材料は、鰹節・ちりめんじゃこ・チーズ・クルミ・焼き海苔です。
旨味が凝縮した食材の組み合わせです。

【工程1】
まずA(さとうきび糖:5g、醤油:20cc、オリーブオイル:10cc)をボールに入れ、よく混ぜます。(写真右下)
次に別のボールに、ちりめんじゃこ(30g)・鰹節(5g)・ピザ用チーズ(30g)・手で細かくちぎった焼き海苔(1枚)・手で細かく砕いたクルミ(適量)を混ぜます。
ちなみにクルミの量は適量になっていますが、小林さんは、ピザ用チーズと見た目で同量か、それよりも少し多めくらいの量を使っていました。参考にしてください。
上の写真は40gのクルミを使っています。ちょっと多めに使うと、クルミのカリッとした食感と香ばしさが際立って美味しいです。
砂糖はさとうきび糖を使います。
白砂糖では甘みばかりが強いので、精製度が低いさとうきび糖を使って風味もプラスします。
またクルミは敢えて手で砕きます。
ランダムな大きさに砕くと、味や食感の幅が出て美味しくなります。

【工程3】
次にあらかじめ混ぜておいたAを加え、全体をよく混ぜます。

最後にオリーブオイル(適量)を回しかけたら完成です。

ご飯にのせていただきます。
クルミのカリッとした食感がアクセントになった、深い旨みのあるふりかけが出来ます。
このふりかけは、旨味成分が大変豊富です。
主な旨味成分には「グルタミン酸」と「イノシン酸」と「グアニル酸」の3つがありますが、これらを組み合わせると、旨味の相乗効果が生まれると言われています。1+1が単に2になるのではなく、5にも10にもなりうるということです。
このふりかけの主な材料であるチーズには「グルタミン酸」が、ちりめんじゃこや鰹節には「イノシン酸」が、海苔には「グアニル酸」が多く含まれています。
素材の自体の美味しさを存分にいかしたシンプルなふりかけです。

このふりかけは、ご飯と合わせるだけでなく、野菜や卵の味付けに使うこともできます。

お弁当や作り置きにもおすすめです。
お弁当にする場合は、熱々のご飯に混ぜてチーズを溶かし、おにぎりにすると美味しいそうです。
作り置きする場合の日持ちは、冷蔵で4〜5日くらいと考えると良いと思います。
ところで小林さんと言えば、当サイトでは「世界一美味しいカルボナーラ」と「世界一美味しいイタリアンライス」と「ウンブリケッリ(冷凍うどんのパスタ)」と「卵かけご飯」もとても人気があります。
どれも料理初心者でも簡単に作れるレシピになっています。リンク先も合わせてご覧ください。