
シューファルシのおすすめレシピをご紹介します。
伝説の家政婦こと、タサン志麻さんが考案した「シューファルシ」です。
シューファルシとは、フランス風のロールキャベツのこと。
このシューファルシは、キャベツの代わりにレタスを使います。
レタスは丸ごと1個使い、その中にご飯を混ぜた肉だねをたっぷり詰めます。
レタスはとろっとしていて柔らかく、肉だねはしっとりもっちりしています。
素材の旨味をいかしたシンプルで飽きの来ない味付けでとても美味しいです。
見た目が豪華なので、パーティーのお料理にもおすすめですよ。
(一部情報元:日本テレビ「沸騰ワード10」2018年6月29日放映)
シューファルシの作り方

「シューファルシ」のレシピです。
全工程は、後ほど写真をもとに説明します。
レタス | 1玉 |
トマト缶 | 1缶 |
水 | 200ml |
野菜だし※ | 1袋 |
塩・こしょう | 適量 |
合い挽き肉 | 400g |
玉ねぎ | 1/2個 |
卵 | 1個 |
白ご飯 | 大さじ3〜4 |
塩・こしょう | 適量 |
※下の文中参照。
- 玉ねぎをみじん切りにし、耐熱皿にのせる。ラップをして電子レンジで1分半加熱し、粗熱を取る。
- 肉だねの材料をボールに入れ、粘りが出るまでよく混ぜる。
- レタスのヘタに十字の切り込みを入れ、中身を少し取り出す。(下の写真参照。)
レタスの中の空気を抜きながら2を詰め、レタスの切り口に、レタスの中身をかぶせる。 - レタスの切り口を下にして鍋に入れ、トマト缶のトマトを軽く潰しながら入れ、水と野菜だしを加える。
フタをして1時間ほど煮たらできあがり。(途中で塩・こしょうで味付けする。)
写真をもとにレシピを説明します。
シューファルシの作り方

最初に「野菜だし」について簡単に説明します。
「野菜だし」は、普通のスーパーではあまり見かけませんが、比較的入手しやすい商品としては「茅乃舎の野菜だし」(写真右)や「オーサワの野菜ブイヨン」や「マギーの野菜コンソメ」(写真左)があります。
これらは3品とも、1袋で同じくらいの量(300〜400ml)のスープが作れるようになっているので、どれを選んでも良いと思います。
また「茅乃舎の野菜だし」と「オーサワの野菜ブイヨン」は、基本的には袋のままだしを取る商品ですが、袋のまま鍋に入れても、袋から粉末を出して鍋に加えても良いと思います。
レシピに詳しい説明はありませんが、どちらでも美味しくできます。(ちなみに私は袋から出して使いました。)
そしてこれらの商品が手に入らない場合は、普通のコンソメ(適量)を使っても美味しくできると思います。

【工程1】
ここからレシピの説明をします。
まず玉ねぎ(1/2個)をみじん切りにし、耐熱ボールに入れます。
そしてラップをして、電子レンジ(500〜600w)で1分半加熱し、粗熱を取ります。

【工程2】
次に肉だねの材料をボールに入れます。
ちなみに肉だねの材料は、合い挽き肉(400g)・玉ねぎ(1/2個)・卵(1個)・白ご飯(大さじ3〜4)・塩こしょう(適量)です。
肉だねには、つなぎとしてご飯を混ぜます。
パン粉や牛乳の代わりにご飯を混ぜると、肉々しいたねになります。

そして粘りが出るまでよく混ぜます。

【工程3】
続いてレタス(1玉)のヘタの方に十字の切り込みを入れます。
切り込みはヘタの周辺部分までざっくり入れます。

そしてレタスの中身を手で少し取り出します。
ここで意外と大事なのは、レタスの芯をなるべく取らないことです。志麻さんは芯を残していました。
レタスの芯を残して、中心部分の葉だけを取り除くと、あとで煮る時に、レタスが煮崩れしにくくなります。

次にレタスの中に肉だねを詰めます。レタスの中の空気を抜くように、しっかり詰めます。
レタスの大きさによっては、ここで肉だねが少し余ることもあります。

続いてレタスの切り口に、レタスから取り出した中身をかぶせます。

【工程4】
次にレタスの切り口を下にして鍋に入れます。
続いてトマト缶(1缶)のトマトを軽く潰しながら入れ、水(200ml)と野菜だし(1袋)を加えます。

そしてフタをして火にかけ、全体に火が通るまで1時間ほど煮ます。
この間の火加減は、弱火で良いと思います。

ちなみに鍋の中のレタスは、トマトの煮汁から頭を出した状態なので、レシピには説明がありませんが、お好みでレタスの上に煮汁をたまにかけながら煮ると良いと思います。
またその際に、塩こしょう(適量)で味付けをします。

出来上がりは、レタスが煮汁としっとり馴染んで、ひとまわり小さくなります。

とろっと柔らかいレタスともっちりとした肉だねが印象的なシューファルシができます。
トマトとお肉の優しい旨味が全体に良く馴染んでとても美味しいです。
シンプルで飽きの来ない味付けなので、いくらでも食べられそうです。
直径15センチものボリュームのあるお料理なので、パーティーに出しても見栄えがしますよ。