
ビールによく合うおつまみのレシピをご紹介します。
料理家の栗原心平さんが考案した「砂肝の香味ダレ和え」です。
ピリッとした辛さを効かせたタイ風のおつまみで、ナンプラーベースの濃厚な味付けです。
にんにくの香ばしさとパクチーの爽やかな風味が食欲をそそりますよ。
(一部情報元:テレビ東京「男子ごはん」2018年7月15日放映)
砂肝の香味だれ和えの作り方

「砂肝の香味ダレ和え」のレシピです。
全工程は、後ほど写真をもとに説明します。
砂肝 | 250g |
にんにく | 1片 |
塩 | 小さじ1/2 |
白こしょう | 適量 |
オリーブオイル | 大さじ1 |
糸唐辛子 | 適量 |
青唐辛子※ | 6本 |
パクチー | 1株 |
ナンプラー | 大さじ1 |
寿司酢 | 大さじ1 |
※あまり辛くないものを使用する。
- 砂肝は、厚みのある部分に2/3くらいの深さの切り込みを数本入れる。(下の写真参照。)
にんにくは薄切りにし、青唐辛子は小口切りにする。パクチーは細かく刻む。 - 砂肝に塩・白こしょうをまぶす。
- 香味ダレの材料を混ぜる。
- フライパンにオリーブオイルを熱し、にんにくをきつね色になるまで揚げ焼きにして取り出す。
- 4のフライパンに2を加え、強めの中火で炒める。
火が通ったら、熱いうちに3に加えて和える。 - 5を皿に盛り、4のにんにくを砕きながら散らし、糸唐辛子をのせたらできあがり。
写真をもとにレシピを説明します。
砂肝の香味だれ和えの作り方

【工程1】
まず砂肝(250g)は、厚みのある部分に2/3くらいの深さの切り込みを数本入れます。
切り込みを入れるところは、上の写真を参考にしてください。
そしてにんにく(1片)を薄切りにし、青唐辛子(6本)を小口切りにし、パクチー(1株)を細かく刻みます。
砂肝は、少し深めの切り込みを入れると、火の通りが良くなり、コリコリとした食感が際立ちます。

【工程2・3】
次に砂肝に塩(小さじ1/2)と白こしょう(適量)をまぶします。(写真右上)
そして青唐辛子・パクチー・ナンプラー(大さじ1)・寿司酢(大さじ1)を混ぜます。(写真中央)
これが香味ダレになります。

【工程4】
続いてフライパンにオリーブオイル(大さじ1)を熱し、にんにくをきつね色になるまで揚げ焼きにします。(上の写真)
そしてフライパンから取り出します。
残った油は、次の工程でそのまま使います。

【工程5】
今度はフライパンに砂肝を加え、強めの中火で炒め、完全に火を通します。
炒める時間は7〜10分くらいです。
砂肝の切れ目の奥の方まで完全に白っぽくなったら、火が通っています。

砂肝を炒めたら、熱いうちに香味ダレと和えます。
砂肝は熱いうちに香味ダレと和えると、味が染みやすくなります。
この工程で、青唐辛子とパクチーにも軽く火が入ります。
軽く熱せられることでパクチー臭さが飛ぶので、このお料理は、パクチー苦手な方でも比較的食べやすいそうです。
ちなみにうちの夫はパクチーが嫌いで、日頃ほとんど食べませんが、このお料理は「クセになる」と言ってパクパク食べていました。

【工程6】
最後に砂肝を皿に盛り、にんにくを砕きながら散らし、糸唐辛子(適量)をのせたら完成です。
このお料理は、砂肝のコリコリとした歯応えがとてもいいです。
お味の方は、タイ料理を彷彿とさせます。
ナンプラーをベースにしたほのかな甘みと酸味のある味付けで、唐辛子の辛さとにんにくの風味が効いていて、とても美味しいです。
ビールを片手にじっくり味わうのがおすすめです。
ところで最後に、砂肝のおすすめレシピをあと2品ご紹介します。
栗原心平さんが考案した「ピリ辛砂肝チャーハン」と、料理愛好家の平野レミさんが考案した「砂肝の醤油和え」です。
栗原さんの「ピリ辛砂肝チャーハン」は、砂肝のコリコリ感とレンコンのサクサク感をいかした、コクのある美味しいチャーハンです。調理時間は18分。
平野レミさんの「砂肝の醤油和え」は、今回ご紹介したお料理と同じく、ビールのおつまみにぴったりです。
砂肝はさっと茹でます。あとはピリ辛の醤油だれに漬け込むだけなので、調理時間は3分です。
どちらもとても美味しいですよ。