枝豆のおすすめレシピをご紹介します。
料理家の栗原心平さんが考案した「枝豆の紹興酒漬け」です。
枝豆をさっと茹でて、中華風の漬けだれに丸1日浸すだけで完成します。
紹興酒のコクのある甘みと花椒の清涼感が、枝豆と絶妙にマッチしてとても美味しいです。
ビールや日本酒や焼酎のおつまみに、モッテコイの一品ですよ。
(一部情報元:テレビ東京「男子ごはん」2018年7月15日放映)
枝豆の紹興酒漬けの作り方
「枝豆の紹興酒漬け」のレシピです。
全工程は、後ほど写真をもとに説明します。
枝豆 | 1袋(300g) |
塩 | 少々 |
しょうが(薄切り) | 3枚 |
花椒(ホール) | 小さじ1 |
紹興酒 | 50cc |
醤油 | 大さじ4 |
みりん | 大さじ2 |
砂糖 | 小さじ2 |
- 鍋にたっぷりの湯を沸かし、塩を加え、枝豆を少し硬めに茹でる。
ザルに上げて水気を切り、粗熱を取る。(茹で時間は下の文中参照。) - 花椒以外のAを小鍋に入れ、火にかける。沸騰したら花椒を加え、アルコールを完全に飛ばし、粗熱を取る。
- 1と2を保存袋に入れ、袋の中の空気を抜き、冷蔵庫に丸1日入れたらできあがり。(途中で袋ごとひっくり返すと、万遍なく味が染みる。)
写真をもとにレシピを説明します。
枝豆の紹興酒漬けの作り方
【工程1】
まず鍋にたっぷりの湯を沸かし、塩(少々)を加えます。
そして枝豆(1袋:300g)を入れ、少し硬めに茹でます。
茹で時間はお好みです。
ちなみに栗原さんは3分半茹でていました。
枝豆のごく一般的な茹で時間は、4〜5分くらいなので、3分半は少し硬めの仕上がりになります。
ただ栗原さんもおっしゃっていたことですが、普通に4〜5分茹でて柔らかく仕上げると、たれの絡みが良くなるので、それはそれで美味しいです。私は普通に茹でるのが好みです。
お好みで試してください。
枝豆は少し硬めに茹でると、たれを染み込ませた後も食感が良く、見た目もきれいに仕上がります。
枝豆が茹で上がったら、ザルに上げて水気を切り、そのまましばらく置いて粗熱を取ります。
次に花椒以外のA(しょうが薄切り:3枚、紹興酒:50cc、醤油:大さじ4、みりん:大さじ2、砂糖:小さじ2)を小鍋に入れ、火にかけます。
そして沸騰したら花椒(ホール:小さじ1)を加え、アルコール分を完全に飛ばします。
そして粗熱を取ります。
これで漬けだれができました。
ちなみにこの漬けだれは、にんにくや唐辛子を加えても合うそうです。
また白身魚の刺し身に、醤油の代わりに付けて食べると、とても美味しいそうです。白身魚とはすごく相性が良さそうです。
【工程3】
最後に枝豆と漬けだれを保存袋に入れ、袋の中の空気を抜きます。(上の写真)
そしてこの状態で冷蔵庫に入れ、丸1日漬けたら完成です。
3時間でも食べられるようですが、1日くらい置く方がおすすめだそうです。
枝豆はたれに完全に浸かっているわけではないので、途中で袋ごとひっくり返すと、万遍なく味が染みます。
中華風の風味豊かなおつまみができます。
漬けだれは、花椒の爽やかな香りがアクセントになっていて、まったりとした甘みがあります。
枝豆の美味しさがぐっと底上げされるような味付けです。
ちなみに辛さはまったくありません。
花椒は、舌がしびれるような独特の辛味がある調味料ですが、少し加えるだけなので、清涼感がほのかに移る程度。花椒も紹興酒もクセっぽさがなく、とても食べやすいと思います。
ところでこの紹興酒漬けは、作り置きにも向いています。
ごく普通の茹でた枝豆の日持ちが3日くらいなので、このお料理も、3日くらいで食べ切ると良いと思います。
このおつまみが冷蔵ストックされているだけで、お酒を飲むのが楽しみになりますよ。
ちなみに今回ご紹介した「枝豆の紹興酒漬け」はビール・日本酒・焼酎などに合いますが、ワインと合わせたい場合は「枝豆の蒸し焼き」がおすすめです。
枝豆をフライパンで素焼きにし、オリーブオイルと塩でいただく一品で、枝豆の味が濃く感じられます。