
レンジを使ったチーズインハンバーグのお薦めレシピをご紹介します。
人気フレンチビストロ「マルディグラ」のオーナーシェフ、和知徹さんが考案した「ふわとろハンバーグ」です。
その名の通り、お肉はふわっとしてチーズがとろっとしたご馳走感のあるハンバーグができます。
調理の最大のポイントは、レンジで2回に分けて加熱すること。
その都度余熱も利用してゆっくりじんわり火を通すと、とても柔らかいハンバーグができますよ。
(一部情報元:NHK「あさイチ」2018年7月17日放映)
チーズinハンバーグの作り方とコツ

「ふわとろハンバーグ」のレシピです。
全工程は、後ほど写真をもとに説明します。
牛ひき肉※1 | 300g |
卵 | 全卵1個 |
パン粉 | 大さじ1 |
牛乳 | 大さじ2 |
玉ねぎ(みじん切り) | 1/2個 |
にんにく(すりおろし) | 少々 |
こしょう | 少々 |
塩 | 3g |
ピザ用チーズ | 40g |
トマトソース※2 | 適量 |
ローズマリー生 | 好みで2枝 |
オリーブオイル | 適量 |
※1 完全な赤身ではなく、脂身が多少ある方がおすすめ。
※2 市販のソースでOK。
- たねの材料すべてをボールに入れ、手で混ぜる。
- チーズを2等分し、それぞれを手でぎゅっと握って塊状にする。
1を2等分し、それぞれの中央にチーズを入れ、ボールのように丸く成形する。(下の写真参照。) - 耐熱皿にオリーブオイルを薄く塗り、2を並べる。その上にトマトソースをたっぷりかけ、好みでローズマリーをのせる。
- 3にラップを軽くかぶせ、電子レンジ(500w)で5分加熱する。そのまま庫内に5分置き、余熱で火を通す。
再び500wで4分加熱し、そのまま庫内に4分置いて余熱で火を通したらできあがり。
写真をもとにレシピを説明します。
チーズインハンバーグの作り方

【工程1】
まずたねの材料すべてをボールに入れ、手で混ぜます。
ちなみにたねの材料は、牛ひき肉(300g)・卵(1個)・パン粉(大さじ1)・牛乳(大さじ2)・玉ねぎのみじん切り(1/2個)・にんにくのすりおろし(少々)・こしょう(少々)・塩(3g)です。
ハンバーグのたねには牛乳と卵を少し多めに混ぜ、柔らかい食感に仕上げます。

【工程2】
次にピザ用チーズ(40g)を2等分し、それぞれを手でぎゅっと握って塊状にします。
手で握ったあとは、上の写真のように一体化して、ハンバーグの中に入れやすくなります。

続いてたねを2等分し、それぞれの中央にチーズを入れます。
レンジで作るハンバーグは、ごく普通のハンバーグのような焼いた香ばしさが出せないので、その代わりにチーズを加えてコクを出します。
レンジで作るハンバーグは、こんがりとした焼き目を付けることができないので、見た目や味が物足りなくなりがちですが、このハンバーグはチーズを中に入れることで、食べ応えを出します。

そしてボールのようにまん丸に成形します。
たねをボールのように丸くすると、じんわりと時間をかけて熱することができるので、加熱し過ぎによるパサつきを防ぐことができます。

【工程3】
次に耐熱皿にオリーブオイル(適量)を薄く塗り、肉だねを並べます。

そしてその上にトマトソース(適量)をたっぷりかけ、好みでローズマリー(2枝)をのせます。
ちなみにトマトソースは、市販のものでもOKです。ローズマリーは、風味付けにあるとより本格的な味に仕上がります。
トマトソースを肉だねの上にかけると、保湿効果が出るので、しっとりジューシーに仕上がります。

【工程4】
最後に肉が潰れないようにラップを軽くかけ、電子レンジで2回に分けてチンします。
1回めは500wで5分加熱します。そしてそのまま庫内に5分置き、余熱で火を通します。
2回めは500wで4分加熱し、またそのまま庫内に4分置いて、余熱で火を通します。

出来上がりはこんな感じになります。
このハンバーグは、2回に分けてレンジで加熱し、その都度余熱も利用して火を通します。
少しずつゆっくり火を入れると、パサつかず、ふんわりとした食感に仕上がります。

時間がある場合は、盛り付け直すと、より美味しそうに見えると思います。

このチーズインハンバーグの大きさは、直径8センチくらい。見た目が豪華でご馳走感があります。

お肉はふんわり柔らかく、チーズはとろっとしています。
食感がとても上品な、満足度の高いハンバーグですよ。
ところで最後に、チーズインハンバーグのおすすめレシピをあともう1品ご紹介します。
おうち料理研究家のみきママが考案した「どでか チーズインハンバーグ」です。
このハンバーグは、レンジではなくフライパンで作ります。
4人分をひとかたまりにした直径20センチほどもある巨大ハンバーグで、大手ファミレスチェーン「ガスト」の人気メニュー「チーズINハンバーグ」のアレンジレシピになっています。
食感がとても柔らかく、甘みのあるソースとチーズの風味がよく合います。調理時間は25分です。
ちなみに今回ご紹介した和知さんのハンバーグは、ややさっぱりしていますが、このみきママのハンバーグはこってりとした濃厚な味に仕上がります。
追記:和知さんが考案した「鶏手羽の赤ワイン煮込み」のレシピも紹介しました。
この煮込みもレンジで簡単に作れます。本格的な味に仕上がるのでおすすめです。