
甘酒の簡単な作り方と甘酒を使った料理2品のレシピをご紹介します。
3品すべてが、道の駅 発酵の里「こうざき」の吉田愛さんが考案したお料理になっています。
甘酒作りには、保温ボトルを使いますが、保温機能があるポットなどでも代用できます。
(一部情報元:TBSテレビ「あさチャン!」2018年7月26日放映)
甘酒の作り方

まず最初にご紹介するのは、甘酒のレシピです。
ご飯 | 100g |
水 | 200cc+300cc |
米麹(生)※ | 200g |
※乾燥麹の場合は150g。
- ご飯と水(200cc)を鍋に入れ、おかゆを作る。
- 1の火を止め、水(300cc)を加え、米麹をほぐしながら加える。
- 2を再び火にかけ、70度の少し手前で火を止める。
すぐに保温ボトル(保温機能があるポットで代用可)に詰め、フタをして、7時間置いたらできあがり。
容器に移して冷蔵保存する。
調理のポイントは2つあります。
1つめは、工程2の水(300cc)と米麹をおかゆに加える順番。
先に水を加え、おかゆの粗熱を取ってから、米麹を加えます。
アツアツのおかゆに米麹を加えると、米麹に含まれる麹菌(麹カビ)が死んでしまうので、必ず先に水を加えます。
ちなみに甘酒作りには、麹菌の働きが必要不可欠です。
2つめは、工程3の温度。
温度計で計って、70度弱くらいにします。
麹菌が最も活発になる温度は60〜65度くらいなので、保温ボトルに入れる間に冷めることも想定して70度弱にします。
それ以上やそれ以下になると、麹菌の活動(麹を糖化する力)が弱まってしまうので、温度はしっかり計った方がいいです。
ちなみに当サイトでは、他にも甘酒のレシピを紹介しています。
タレントの北斗晶さんの「甘酒」や医学博士の白澤卓二さんの「甘酒」も参考にしてください。
トウモロコシの甘酒冷製スープ

次にご紹介するのは「トウモロコシの甘酒冷製スープ」のレシピです。
茹でたトウモロコシ※ | 200g |
甘酒 | 100ml |
生クリーム | 90cc |
塩 | 少々 |
こしょう | 少々 |
※芯から外したもの。
- こしょう以外の材料すべてをミキサーにかける。
- 1を器に注ぎ、こしょうを振ったらできあがり。
ちなみに、上の画像は、当サイトでご紹介している「とうもろこしスープ」です。
トウモロコシの甘みと旨みを存分にいかした、濃厚な味わいの一品で、とても美味しいです。
バンバンジー甘酒ソース
最後にご紹介するのは「バンバンジー甘酒ソース」のレシピです。
鶏ささみ | 6〜8本 |
きゅうり | 1本 |
トマト | 1個 |
万能ねぎ | 1/2束 |
甘酒 | 大さじ1と1/2 |
おろししょうが | 小さじ1 |
おろしにんにく | 小さじ1/2 |
甘酒 | 大さじ4 |
醤油 | 大さじ1 |
酢 | 大さじ1 |
ラー油 | 少々 |
豆板醤 | 少々 |
すりゴマ | 大さじ3 |
- 鶏ささみと甘酒(大さじ1と1/2)をビニール袋に入れ、15分ほど置く。
- 1のささみを茹で、細かく割く。
- 甘酒ソースの材料を混ぜる。
- キュウリは千切りにし、トマトは縦半分に切り、薄切りにする。万能ねぎは小口切りにする。
- トマトを皿に広げ、その上にきゅうりをのせる。さらにその上に2をのせ、3をかける。万能ねぎを散らしたらできあがり。
調理のポイントは、あらかじめささみに甘酒を混ぜることです。
甘酒に含まれる酵素の働きで、ささみが柔らかくなるそうです。
ピリッとした辛さが効いた、夏にぴったりのバンバンジーができるそうですよ。