
羊料理の人気店がすすめる、ラム肉の簡単レシピをご紹介します。
中華料理店「味坊鉄鍋荘」のオーナーシェフ、梁宝璋さんが考案した「ラム肉と長ねぎ炒め」です。
このお料理は、同店の看板メニューだそうです。
ラム肉と長ねぎを炒め、塩こしょうだけで味付けしたシンプルな一品です。
ラム肉好きにおすすめです。
(一部情報元:NHK「あさイチ」2018年8月1日放映)
ラム肉炒めの作り方

「ラム肉と長ねぎ炒め」のレシピです。
全工程は、後ほど写真をもとに説明します。
ラム肩ロース薄切り肉 | 150g |
長ねぎ | 10センチ |
しょうが | 3g |
サラダ油 | 大さじ1 |
塩 | ひとつまみ |
こしょう | ひとつまみ |
塩 | ふたつまみ |
こしょう | 少々 |
卵白 | 1個分 |
片栗粉 | 小さじ1 |
- 長ねぎは1〜2センチ幅の斜め切りにし、しょうがは千切りにする。
- ラム肉は食べやすい大きさに切り、塩(ふたつまみ)・こしょう(少々)・卵白を揉み込み、片栗粉を混ぜる。
- 鍋に湯を沸かし、2をさっと湯通しする。ザルに上げて水気を切る。
- フライパンにサラダ油を熱し、長ねぎとしょうがを強火で30秒炒める。
3を加え、強火のまま10秒炒める。
塩(ひとつまみ)・こしょう(ひとつまみ)を加え、10秒炒めたらできあがり。
写真をもとにレシピを説明します。
ラム肉炒めの作り方

【工程1・2】
まず長ねぎ(10センチ)は、1〜2センチ幅の斜め切りにし、しょうが(3g)は千切りにします。
そしてラム肩ロース薄切り肉(150g)は、食べやすい大きさに切ります。

次にラム肉に塩(ふたつまみ)・こしょう(少々)・卵白(1個分)を揉み込みます。
ラム肉を卵白でコーティングすると、肉の水分と旨味を閉じ込めることができます。また仕上がりがベチャッとしません。
このあとラム肉は、さっと湯通ししますが、熱が加わると卵白が固まるので、水分や旨味が逃げにくくなります。

続いて片栗粉(小さじ1)を揉み込みます。
片栗粉を混ぜると、ラム肉を加熱した際にしっとり柔らかくなり、味が絡みやすくなります。

【工程3】
次に鍋に湯を沸かし、ラム肉を入れ、菜箸で混ぜながらさっと湯通しします。
ラム肉をさっと湯にくぐらせると、表面が固まるので、旨味を閉じ込めることができます。
このあとラム肉は、フライパンで20秒炒めるだけなので、余熱も考えて、この工程でほぼ火が通った状態にすると良いと思います。
ちなみに梁さんのお店では、ここで「油通し」をするそうです。
「油通し」は家庭では面倒なので、その代わりに湯通しをするレシピになっています。
湯通しには「油通し」と同じ効果があり、肉の旨味を閉じ込めることができるそうです。

湯通ししたら、ザルに上げて水気を切ります。

【工程4】
次にフライパンにサラダ油(大さじ1)を熱し、長ねぎとしょうがを強火で30秒炒めます。

続いてラム肉を加え、強火のまま10秒炒めます。
最後に塩(ひとつまみ)とこしょう(ひとつまみ)を加え、10秒ほど炒めたら完成です。

ラム肉のしっとり柔らかい食感と長ねぎのシャキシャキ感が際立った一品ができます。
ラム肉のクセは湯通しすることで少し和らぎますが、基本的にこの炒め物は、ラム肉の風味を楽しむお料理だと思います。
塩とこしょうだけのシンプルな味付けで、ラム肉の甘みと旨味が引き立ちます。
ラム肉好きにおすすめのおつまみにもぴったりな一品ですよ。