仕事をサクサクと効率よくこなすには、食事の時間を見直すとよい。
『「食事の時間を見直せば、仕事は劇的にはかどる」東大首席弁護士が断言』という記事には、そんな興味深い意見が紹介されています。
考えの持ち主は、「天才とは努力を続けられる人のことであり、それには方法論がある」という本の著者、山口真由さん。
山口さんは、同書の中で食事の時間の大切さを説いているそうです。
山口さんは、こんなふうにおっしゃっています。
「一日の流れの食事の時間で見たとき、ビジネスパーソンのライフスタイルにあっていないのが昼食の時間です。たとえば、朝9時半に始業の会社の場合、2時間程度しか働いていないのに、12時前後になったらお昼休みに入ってしまう。2時間では、ちょうど気分が乗ってきたところでストップがかかってしまうため、とても非効率。まだ大して疲れてもいないし、空腹でもないのに昼食を摂るのはあまりにも時間の使い方がもったいないです。逆にお昼休みが終わってしまうと、延々と休みのなく午後の時間に入ってしまいますので、こちらも夕方頃にはエネルギー切れを起こしてしまい、仕事の効率という点ではよくありません」
現在は自宅に居ることの多い私ですが、以前、会社勤めをしていた頃のことを懐かしく思い出しました。そういえば、「昼食の時間がもう少し遅かったら、午後がラクなのに」、なんて考えたことがあったな。
確かに、12時に昼食をとると、午前中と午後の仕事のボリュームが違いますよね。午前中はあっと言う間に過ぎていきますが、午後が長い。食後の眠気に襲われて集中力がなくなる分、余計にそう感じてしまいます。
理想的な昼食の時間は、14時。
昼食は12時では早すぎると主張する山口さん。
では、何時にお昼を食べればよいと考えているのでしょうか。
それは、14時です。
理由は、14時だと、食事の時間によって1日をちょうど3分割にできるからだそうです。
ちなみに、夕食の時間は20時。
夜まで仕事や勉強をする日には、夕食を20時頃にとれば、ちょうど時間を分割して濃い時間の使い方ができると山口さんはおっしゃっています。
私にはちょっと分かりにくいお話なんですが、朝・昼・夕3食の間隔が、それぞれ6時間くらいになるのが良いということでしょうか。
だとすると、朝食は8時くらいという時間設定かな。
まあ、細かいことは置いといて、
とにかく、1日の活動のバランスを考えて食事をとるということですね。
なるほど。それは効果がありそうです。
ところで、そうは言っても、会社で昼食の時間が決められていることって多いですよね。
山口さんによれば、そんな場合には、朝食の時間を早くすると良いそうですよ。
12時に昼食を食べるとすれば、朝食は6時。
朝型生活にシフトするのって、なかなかハードルが高いですけど、山口さんが仰っていることも分かります。
試してみる価値は、あるかもしれませんね。