鎌倉のお花見スポット。おすすめの場所を、5か所ご紹介します。
鎌倉在住の私が、勝手ながら、おすすめ順に1位から5位まで順位をつけました。
- 鶴岡八幡宮
- 建長寺
- 源氏山公園
- 長谷寺
- 高徳院(鎌倉大仏)
撮りたての写真をたくさん添えてご紹介します。
1位 鶴岡八幡宮
1位は、鎌倉観光で最も人気のある「鶴岡八幡宮」。
やっぱりここは外せません。
鶴岡八幡宮の参道である「若宮大路」には、中央部分に一段高くなったところがあります。「段葛(だんかずら)」と言うのですが、そこは歩行者専用の参道になっています。
鶴岡八幡宮の段葛は、春先に、およそ500メートルも続く桜のトンネルになります。
圧巻です。
大通り沿いの桜ですが、「段葛」からだったら、ゆっくり眺められます。
鶴岡八幡宮は、他の観光スポットとくらべて、圧倒的に桜の木が多いです。
鳥居をくぐり境内に入ると、左右に池があります。
こちらは、左手にある「平家池」の桜。
そして、こちらが右手に見える「源氏池」の桜。
鶴岡八幡宮の桜が素晴らしいのは、千鳥ヶ淵の桜のように、水面に映った姿も楽しめるところ。これはポイント高いです。
他にも境内には、ポツリポツリと桜の木がありますが、鶴岡八幡宮の桜は、段葛と源氏池が一番のみどころです。
2位 建長寺
2位は、「建長寺」。鶴岡八幡宮から歩いて10分くらいのところにある禅宗のお寺です。
こちらも入口を入ってすぐのところが素晴らしい。
総門と三門の間には、およそ10本のソメイヨシノの並木道があります。
この写真の桜は、私が今年撮った最高傑作です。
桜のうしろに見えるシブイ建物は、国の重要文化財に指定されている「三門」。
時を経た木造建築の重厚感と、初々しい桜の淡いピンク。そのコントラストがいいんです。
建長寺の中には、他にもところどころに桜の木があります。
建長寺の広い敷地の中を、山の方に上っていくと、「半僧坊」という社があります。
この桜並木は、その「半僧坊」に向かう道にあります。
半僧坊には、ソメイヨシノよりもちょっと濃い色の桜も咲いていました。
建長寺の境内では、しだれ桜も楽しめます。
でも、私が訪れたこの日は、しだれ桜を見るにはまだちょっと早かったかな。
3位 源氏山公園
さて、次にご紹介するお花見スポットは、5か所の中で一番の穴場。
「源氏山公園」です。
「源氏山公園」は、鎌倉駅の西側にある小高い山の上にある公園です。
(狭意には、源頼朝像がある広場のみを示す場合もありますが、ここでは、小高い山の上全体を「源氏山公園」と呼ぶことにします。)
その公園の中でも一番のおすすめが、上の写真に写っている葛原岡神社の前にある桜です。
ここは観光客が少ないですから、とても静かです。ゆっくりできますよ。
山の上ですから、眺めもいいんです。
天気の良い時には、富士山も見えますよ。
4位 長谷寺
4位は「長谷寺」。
大黒堂の前にある2本の桜の木が一番のみどころです。
1本はソメイヨシノ。もう1本は、しだれ桜。
私はこのしだれ桜が好きです。
花は小ぶりですが、花弁が八重で濃いピンク。とてもゴージャスです。
こちらはソメイヨシノ。
長谷寺は、他にも春先に楽しめる花がいっぱい。
シャクナゲやボケも、一見の価値がありますよ。
5位 高徳院(鎌倉大仏)
5位は、鎌倉大仏の桜。
高徳院の境内には、約60本もの桜の木があるそうです。
まばらに植えられているので、実際にはそんなにたくさんある感じがしないんですけどね。
でも、桜ごしに見る大仏様ってとてもいい。
大仏様の凛々しいお顔が、引き立って見えます。
銅の色合いと質感が、桜とよく合っている感じもします。
境内の一番奥にある「観月堂」のまわりにも、桜が咲いています。
以上。鎌倉のお花見スポットBest5でした。