
つけ麺のお弁当レシピをご紹介します。
スープをスープジャーに入れて持ち運ぶので、熱々のままいただけます。
また、市販の中華麺を利用するので、調理も簡単です。
考案したのは、お弁当コンサルタントの野上優佳子さん。
NHKの「あさイチ」で話題になったレシピです。
お弁当につけ麺。
結構インパクトがありますよね。
お弁当を開けた本人も驚く、ちょっと変わったお弁当です。
(一部情報元:NHK「あさイチ」2018年10月10日放映)
つけ麺のスープジャー弁当のレシピ

「スープジャーで作るつけ麺」のレシピです。
スープジャーは300mlのものを使用します。
また、中華生麺と付属のスープは、市販のつけ麺のものを使ってください。
ラーメン用のものを使うと、スープが薄味になります。
豚切り落とし肉 ※1 | 50g |
中華生麺 ※2 | 1食分 |
付属のスープ | 1食分 |
水 | 袋に記載された量 |
ごま油 | 小さじ1 |
煮干し粉 ※3 | 小さじ1 |
卵 | 1個 |
小松菜 | 1株 |
もやし | 50g |
メンマ | 適量 |
小ねぎ | 適量 |
※1 豚肩ロース薄切り肉でもOK。
※2 乾麺でもOK。
※3 かつお節でもOK。
Aは好みの具材でもOK。
- 鍋に湯を沸かし、ざく切りにした小松菜ともやしをさっと茹で、ザルに上げて冷ます。
- 1の茹で汁に卵を入れ、固ゆでにする。
- 別の鍋に湯を沸かし、麺を茹でる。規定の時間よりも30〜40秒早く上げ、流水にさらして水気を切る。
余分な水分をキッチンペーパーで拭き取り、ごま油を絡ませる。 - 付属のスープ・水・豚肉・煮干し粉を耐熱容器に入れて混ぜ、ラップをして電子レンジ(600w)で5分加熱する。
- スープジャーに熱湯を注ぎ、フタをして2分待つ。(保温効果を高める。)
熱湯をこぼし、アツアツの4を注ぎ、すぐにフタをする。 - 中華麺を一口大にまるめて弁当箱に詰め、小松菜ともやし、半分に切ったゆで卵、メンマを添え、小ねぎを散らしたらできあがり。
写真をもとにレシピを説明します。
つけ麺のスープジャー弁当の作り方

【工程1】
まず、鍋に湯を沸かし、ざく切りにした小松菜(1株)ともやし(50g)をさっと茹で、ザルに上げて冷まします。
茹で時間は、どちらも30秒〜1分くらいで十分です。

【工程2】
次に、残った茹で汁を使って、茹で卵を作ります。
お弁当用に固茹でにするので、沸騰した湯に卵を入れてから、中火で10分くらい火を入れます。
茹で上がったら、すぐに冷水に浸すと、殻がむきやすいです。

【工程3】
続いて、別の鍋に湯を沸かし、麺(1食分)を茹でます。
茹で時間は、麺の袋に表記されている時間よりも30〜40秒ほど少なくします。
たとえば、茹で時間が2分の麺を使う場合は、1分30秒くらい茹でます。
麺は少しかために茹でます。

麺が茹で上がったら、すぐに流水にさらして水気を切ります。

そして、余分な水分をキッチンペーパーで拭き取ります。
茹でた麺の水分を取ると、お弁当にしても、べちゃっとしにくくなります。

水分を取ったら、ごま油(小さじ1)を絡ませます。
ごま油をまぶすと、麺がくっつきにくくなります。

【工程4】
次に、付属のスープ(1食分)・水(袋に記載された量)・豚肉(50g)・煮干し粉(小さじ1)を耐熱容器に入れ、よく混ぜます。
水の量は、つけ麺の袋に記載された分量を使ってください。
煮干し粉は、かつお節で代用できます。

そして、ラップをして電子レンジ(600w)で5分加熱します。
これでスープができました。

【工程5】
続いて、スープジャーに熱湯(適量)を注ぎます。

そして、フタをして2分待ちます。
2分経ったら、熱湯をすべてこぼします。
スープジャーをあらかじめ熱湯で温めると、保温効果がアップします。

続いてアツアツのスープを注ぎ、すぐにフタをします。

【工程6】
最後にお弁当箱に詰めます。
中華麺を一口大にまるめて弁当箱に入れ、小松菜ともやし、半分に切ったゆで卵、メンマ(適量)を添え、小口切りにした小ねぎ(適量)を散らしたら完成です。
中華麺は、菜箸を使ってくるくる巻くと、簡単に一口サイズになります。

このつけ麺は、スープは熱々、麺はひんやりと冷たいのが特徴です。
つけ麺専門店でも、冷水で締めた「冷や盛り」が人気ですから、こうした温度の違いも十分ありだと思います。
また、市販のつけ麺を使っているので、スープも濃厚。
煮干し粉を加えることで、さらに旨味がアップします。
たまには、こういうちょっと変わったお弁当も楽しいですよ。