ヒジキや切り干し大根、豆といった乾物。どのようにお料理に使っていますか。
私は最近、どんな乾物も、開封したら一度に使ってしまうのが賢いと思うようになりました。当然食べ切れないこともあります。そのような場合は、冷凍しておけばいい。
ちなみに以前は、保存容器にストックした乾物を少量ずつ出して使っていました。豆は戻して加熱するのに時間がかかりますから、まとめて料理することもありましたが、ヒジキや切り干し大根は、チョビチョビ使っていたんです。
ところが知人に教えられて、乾物を1袋ぜんぶ一気に使うというのを試したところ、これがとても便利でした。
その理由を簡単にまとめると次のようになります。
- 料理の手間が軽減できる。
- 料理のバリエーションが増える。
- 使いきる前に古くなるのを防げる。
以下この3点について簡単に説明します。
料理の手間が軽減できる
乾物を使って、私はこれまでどのようなお料理を作ってきただろう?
先日私は、そんなことを冷静に思い返してみました。ところが、思い浮かぶのは似たようなメニューばかり。バリエーションを持たせていたつもりでしたが、それは、少しずつ何回も料理していたことによる錯覚でした。
たとえばヒジキだったら、だいたいいつも煮つけ。具材の組み合わせも、鶏肉・油揚げ・ニンジン・長ネギと、正直あまり代わり映えがしません。切り干し大根だったら、ニンジンの千切りと合わせて煮つけ。もしくはハリハリ漬け。
もちろん、同じ料理を作るのが悪いとは思いません。家族も私も好きだから、同じ料理を繰り返し作っていたわけで。
でも、同じものを何回も作るんだったら、まとめて作った方が時間をムダにせずに済みますね。
料理のバリエーションが増える
また、決まった料理を作るだけでなく、味つけをシンプルにしたり、あるいは、戻した状態のまま冷凍すると、そのあと幅広く料理に使えます。
冷凍する際には、保存袋に入れて平たくのばしておくと便利ですよ。そうすると、端からポキポキ折って少しずつ使えます。炒め物に入れたり、ごはんを炊く時にちょっと加えたり。
使いたい時にすぐに用意ができる上、自由に使えますから、料理のバリエーションが広がります。
使いきる前に古くなるのを防ぐ
乾物は、開封前だったら比較的日持ちがしますが、一度封を切ってしまうと、途端に古くなり風味が落ちます。
どんどん使うという意味でも、思い切って1袋終わらせてしまうのはナイスアイデア。
乾物をチョビチョビ使っている方、是非お試しください。