
アボカドを使った味噌汁のレシピをご紹介します。
料理研究家の瀬尾幸子さんが考案した「アボカドとトマトの洋風おかず味噌汁」です。
トマトとアボカドは、少し大きめに切り、かつおだしでさっと煮ます。
味噌を溶き入れたら、最後にオリーブオイルを垂らし、パクチーの葉をトッピング。
風味豊かに仕上げます。
トマトの酸味でさっぱりといただける味噌汁で、パンと好相性。
彩りもとてもきれいなので、女子ウケしますよ。
(レシピ情報元:日本テレビ「ヒルナンデス」2019年1月8日放映)
材料
トマト(中) | 2個 |
アボカド | 1個 |
玉ねぎ | 1/2個 |
かつおだし | 600cc |
味噌 | 45g |
オリーブオイル | 小さじ1 |
パクチー | 適量 |
作り方
- トマトを6等分のくし切りにして、アボカドを3センチ角に切る。
玉ねぎを横に2等分して、1センチ幅に切る。 - 玉ねぎとかつおだしを鍋に入れ、火にかける。
玉ねぎが半透明になってきたら、トマトとアボカドを加え、全体を軽く馴染ませる。 - 味噌を溶き入れ、強火でひと煮立ちさせて、火を止める。
オリーブオイルを回し入れる。 - 器に盛り、ざく切りにしたパクチーをトッピングしたらできあがり。
写真をもとにレシピを説明します。

まず、トマト(中2個)を6等分のくし切りにし、アボカド(1個)を3センチ角に切ります。
そして、玉ねぎ(1/2個)を横に2等分し、1センチ幅に切ります。
大きめに切る
トマトとアボカドは煮崩れしやすいので、大きめに切ります。

次に、玉ねぎとかつおだし(600cc)を鍋に入れ、火にかけます。
かつおだしの取り方は、リンク先を参考にしてください。
だしを取るのが面倒な場合は、和風顆粒だしを水に溶かして使っても美味しいです。
レシピ考案者の瀬尾さんによると、かつおだしは、煮干しだしとくらべてあっさりとしているので、パンとよく合うそうです。

玉ねぎが半透明になってきたら、トマトとアボカドを加え、全体を軽く馴染ませます。
トマトとアボカドは、軽く温める程度に火を入れます。
トマトは加熱すると栄養アップ
トマトには「リコピン」が豊富に含まれていて、抗酸化作用や血液をサラサラにする効果があると言われています。
管理栄養士の赤石定典さんによると、リコピンは、熱を加えると、生で食べる場合とくらべて吸収率が3倍もアップするそうです。

続いて、味噌(45g)を溶き入れます。

そして強火でひと煮立ちさせ、火を止め、オリーブオイル(小さじ1)を回し入れます。
オリーブ油で洋風に
オリーブオイルを加えると、味噌汁がまろやかになり、洋風スープのような感覚で食べられます。
オリーブオイルは、香りが高いエキストラバージンオイルを使うのがおすすめだそうです。

味噌汁を器に盛り、ざく切りにしたパクチー(適量)をトッピングしたら完成です。
味噌の風味とトマトの酸味は好相性です。
全体的にさっぱりとした味わいで、ところどころにあるアボカドのクリーミーさと、トマトのとろっとした食感がとてもいいです。
瀬尾さんによると、スパムやソーセージを入れても美味しいそうですよ。
トマト&アボカドの味噌汁あと2品
最後に、「トマトの味噌汁」と「アボカドの味噌汁」のおすすめレシピをあと1品ずつご紹介します。
2品ともテレビで話題になったレシピで、考案者は、腸の名医、順天堂大学医学部教授の小林弘幸さんです。
だしを一切使わず、「スペシャルみそ」という簡単に手作りできる味噌を使うのが特徴。
ちなみに「スペシャルみそ」は、赤味噌・白味噌・玉ねぎのすりおろし・りんご酢を混ぜて作ります。
「スペシャルみそ」を使った味噌汁は、「長生きみそ汁」と呼ばれていて、健康志向の方を中心にとても人気があります。
丸ごとトマトのみそ汁

この味噌汁の具材はトマトだけ。
丸ごとのトマトを10分ほど煮て作ります。
だしを一切使わず、先に紹介したスペシャルみそを溶き入れます。
最後にオリーブオイルを垂らしたら完成です。
トマトの旨味と酸味を存分にいかした、シンプルな一品です。
アボカドとパプリカのみそ汁

この味噌汁の具材は、アボカドとパプリカです。
味噌汁の具材の組み合わせとしてはかなり珍しいですけど、豆乳を少し加えてマイルドな味にすることで、全体がうまくまとまります。
この味噌汁もパンとよく合いますよ。