おやきの超おすすめレシピをご紹介します。
食感がとても素晴らしいのが特徴で、表面はカリッとしていて、中はもっちり。
考案したのは、伝説の家政婦こと、タサン志麻さんです。
「餅と切り干し大根のおやき」。
日本テレビの「沸騰ワード10」で話題になりました。
片栗粉を生地に混ぜることで表面がパリパリに、お餅を具材に加えることで中がトロっと柔らかく仕上がります。
そして、切り干し大根をプラスすることで、食感の幅がさらに広がります。
志麻さんのセンスが光る一品。
豊かな食感に、焦げたベーコンとチーズの風味が華を添えます。
とてもユニークなおやきですが、とても美味しいです。
ちなみに、志麻さんは、元フレンチのシェフで、「志麻さんの自宅レシピ」をはじめとした料理本も執筆しています。
(一部情報元:日本テレビ「沸騰ワード10」2019年1月11日放映)
餅と切り干し大根のおやき
「餅と切り干し大根のおやき」のレシピです。
材料
ベーコン | 6枚 |
角餅 | 3個 |
切り干し大根 | 30g |
ほうれん草 | 1株 |
ピザ用チーズ | 20g程度 |
片栗粉 | 大さじ6程度 |
粗塩 | 適量 |
こしょう | 適量 |
アボカドオイル | 適量 |
※アボカドオイルは、オリーブオイルやサラダ油で代用しても美味しいです。
作り方
- 切り干し大根を水で戻し、水気を絞り、細かく刻む。
ベーコンを3ミリ幅に切り、餅を1センチ角に切る。ほうれん草を細かく刻む。 - 生地の材料すべてをボールに入れ、混ぜ合わせる。
- フライパンにアボカドオイルを回し入れ、2を入れる。
餅が溶けるまで、片面をそれぞれ9分くらいずつ焼く。 - 8等分に切り、皿に盛ったらできあがり。
写真をもとにレシピを説明します。
まず、切り干し大根(30g)を水で戻し、水気を絞ります。
切り干し大根は、たっぷりの水に10分ほど浸すだけで戻ります。
次に、水気を絞った切り干し大根を、包丁で細かく刻みます。
そして、ベーコン(6枚)を3ミリ幅に切り、角餅(3個)を1センチ角に切り、ほうれん草(1株)を細かく刻みます。
続いて、生地の材料すべてをボールに入れ、混ぜ合わせます。
生地の材料は、ベーコン・角餅・切り干し大根・ほうれん草・ピザ用チーズ(20g程度)・片栗粉(大さじ6程度)・粗塩(適量)・こしょう(適量)です。
ちなみに、このおやきはベーコンとチーズの塩気だけで食べられるレシピになっているので、基本的には粗塩は不要です。
ただ、ベーコンやほうれん草の大きさによって塩気は若干変わるので、そんな場合はお好みで少し補ってください。
また、このおやきの生地は水分が少ないので、混ぜ合わせても全体が一つの団子状にまとまるわけではありません。
火を通す前は、片栗粉を具材にまぶしたままの粉っぽい状態です。
でも大丈夫。
焼いている間にベーコンの脂や野菜の水分が出て片栗粉が糊状になりますし、餅も溶け出すので、ちゃんと円形にまとまります。
片栗粉を少し多めに加えると、表面がパリパリの食感に仕上がります。
次に、フライパンにアボカドオイル(適量)を回し入れ、生地を円形に整えます。
そして、餅が溶けるまで、片面をそれぞれ9分くらい焼きます。
この間の火加減は、弱火〜中火がおすすめ。
ベーコンとほうれん草が焦げやすいので、様子を見ながら火力を調整するといいです。
ここで使用するアボカドオイルは、きれいな緑色が特徴で、よく味わうとほんのりとアボカドの味がします。
クセのないオイルなので、手に入らない場合は、オリーブオイルやサラダ油などで代用しても良いと思います。
片面を9分くらい焼いたらひっくり返します。
おやきはとても大きい(直径22センチくらい)ので、フライ返しでひっくり返す自信が無い場合は、次の方法を試してください。
まず、フライパンの上でおやきをスライドさせ、皿にいったん取り出します。(上の写真)
そして、皿ごとひっくり返してフライパンに戻します。
このようにすると、失敗せずにきれいにひっくり返せますよ。
ひっくり返したら、もう片面も9分くらい焼きます。
これで完成です。
このおやきは、ソースなどは一切使わず、ベーコンとチーズの塩気だけでいただきます。
このおやきの素晴らしい点は、まずは、食感が豊かであるということ。
表面はパリパリで、中はトロッとしています。
ところどころにある切り干し大根も、良いアクセントになっています。
そして、お餅とチーズ&ベーコンの相性が抜群。
焦げたチーズの風味とベーコンの適度な塩気、この2つのおかげで味の幅が広がり、最後まで美味しくいただけます。
またこのおやきは、お餅が3つ入っているのでボリューム満点。
でも、気を付けないと1人で全部ペロッと食べてしまうかもしれません。