
照り焼きチキンのおすすめ旨辛レシピをご紹介します。
日本テレビのヒルナンデスで話題になった、家庭で作れる簡単本格レシピです。
中華の名店「美虎」のオーナーシェフ、五十嵐美幸さんが考案した「鶏の照り焼き 胡麻ソース」。
ごま油とラー油をつかった、中華風の味付けです。
甘辛くて濃厚な照り焼きに、胡麻風味のマイルドなソースがよく合います。
クセになる美味しさで、ご飯との相性も抜群。
ぜひ作っていただきたいレシピです。
(一部情報元:日本テレビ「ヒルナンデス」2019年2月4日放映)
鶏の照り焼きのレシピ

「鶏の照り焼き 胡麻ソース」のレシピです。
全工程は、後ほど写真をもとに説明します。
鶏もも肉 | 1枚 |
片栗粉 | 少々 |
ごま油 | 大さじ1 |
鶏ガラスープ(有塩) | 200cc |
醤油 | 大さじ1 |
酢 | 大さじ1 |
砂糖 | 大さじ1 |
めんつゆ | 大さじ1 |
ラー油 | 好みで大さじ1/2 |
白練りごま | 大さじ2 |
白すりごま | 大さじ1 |
牛乳 | 大さじ1 |
マヨネーズ | 大さじ1 |
- たれの材料を混ぜる。
- 鶏もも肉の筋切りをし、皮目だけに片栗粉をまぶす。(下の写真参照。)
- フライパンにごま油を熱し、鶏肉の皮目を下にしてのせ、中火でしっかり焼く。
焼き目が付いたらひっくり返し、もう片面にも焼き目を付ける。 - 3にたれを加え、鶏肉に吸わせるように煮詰め、とろみを付ける。
たれが少なくなり、泡が大きくなったら、ひっくり返し、皮目の方にも軽くたれを絡める。
皮目を上にして火を止め、3分ほどそのまま置く。 - スペシャルソースの材料を混ぜる。
- 4を食べやすい大きさに切って皿に盛り、フライパンに残ったたれをかけ、スペシャルソースを添える。
くし切りにしたトマトと焼いたシシトウ(分量外)を盛ったらできあがり。
写真をもとにレシピを説明します。
照り焼きチキンの作り方

【工程1】
まず、たれの材料を混ぜます。
たれの材料は、鶏ガラスープ(有塩:200cc)、醤油・酢・砂糖・めんつゆ(各大さじ1)、ラー油(好みで大さじ1/2)です。
「鶏ガラスープ」は、鶏ガラスープの素を水で溶いて使っても良いと思います。
また「ラー油」は、小さな子供向けには無しでも良いと思います。
味付けにラー油を使い、ピリ辛な照り焼きチキンに仕上げます。

【工程2】
次に、鶏もも肉(1枚)の筋切りをします。
筋切りとは、ところどころにある鶏肉の白い筋の部分を包丁で切ること。
加熱すると最も縮みやすい白い筋を切ると、鶏肉全体が縮みにくくなります。
まずは、白い筋の部分に包丁の刃先をグサグサと刺し、筋を断ち切るようにします。

白い筋が特に多いところは、包丁で軽く切れ目を入れると良いそうです。

筋切りが終わったら、鶏肉の皮目の方だけに片栗粉(少々)をまぶします。
片栗粉は、薄く付ける程度で良いそうです。
鶏肉の皮目に片栗粉をまぶすと、カリッとした食感に焼き上がります。

【工程3】
続いて、フライパンにごま油(大さじ1)を熱し、鶏肉の皮目を下にしてのせ、中火で焼きます。
皮目はしっかりめに焼いて、香ばしく仕上げます。
鶏肉は皮目から先に焼きます。
皮目の反対側から先に焼くと、硬くなりやすいためです。

皮目に焼き目が付いたら、ひっくり返し、もう片面にもさっと焼き目を付けます。
ちなみに、このあと鶏肉は、たれで少し煮るので、この工程で完全に火を通す必要はありません。

【工程4】
鶏肉の両面に焼き色が付いたら、皮目の方を上にした状態で、たれを加えます。
皮目は、パリッと仕上げるために、最後にたれを少し絡めるだけにします。

そして、鶏肉にたれを吸わせるようにしながら煮詰め、とろみを付けます。

たれが少なくなり、泡が大きくなったらひっくり返し、皮目の方にも軽くたれを絡めます。

そして、皮目の方を上にして火を止め、3分ほどそのまま置きます。
焼き上がった鶏肉は、しばらく置きます。
すぐに切ると肉汁が流れ出てしまうため、3分ほど置いてから切ります。

【工程5】
最後に、スペシャルソースの材料を混ぜます。
スペシャルソースの材料は、白練りごま(大さじ2)、白すりごま・牛乳・マヨネーズ(各大さじ1)です。

【工程6】
鶏肉を切って皿に盛り、フライパンに残ったたれをかけ、スペシャルソースをかけます。
そして、くし切りにしたトマトと焼いたシシトウ(分量外:お好みで)を添えたら完成です。
このレシピの美味しさの決め手は、マイルドな胡麻ソースです。
控えめでありながらコクのある胡麻ソース。
照り焼きの濃厚で甘辛な味と絡み合い、料理全体が上品にまとまります。
ご飯との相性も抜群です。
照り焼きチキンのおすすめレシピですよ。