煮出し舞茸スープのレシピ。血糖値と中性脂肪の抑制、ダイエットに効果。

舞茸スープ

健康に良い舞茸スープのレシピをご紹介します。

舞茸ダイエットの第一人者、神戸薬科大学名誉教授の難波宏彰さんが考案した「煮出し舞茸スープ」です。
TBSテレビ「教えてもらう前と後」で話題になりました。

難波さんによると、「煮出し舞茸スープ」には、次のような健康効果が期待できるそうです。

  • 血糖値の改善
  • 中性脂肪の抑制

舞茸には「MXフラクション」という成分が含まれており、糖や中性脂肪が体内で合成されるのを抑える働きがあるそうです。

とは言え、舞茸を普通に調理するだけでは、その効果は数分の一しか得られないとのこと。
舞茸はそのまま食べるのではなく、煮出して飲むと、効果が数倍に跳ね上がるそうです。

ダイエット効果

ちなみに難波さんは、煮出した舞茸は、ダイエットにも良いとおっしゃっています。
(詳しくは、難波さんの「舞茸茶のレシピ」をご覧ください。)

舞茸でダイエットをしたい方には、リンク先の「舞茸茶」よりも、これからご紹介する「煮出し舞茸スープ」の方がおすすめです。

舞茸スープの方がずっと飲みやすいので、ダイエットを続けやすいと思います。

また、難波さんは「煮出しまいたけ」というレシピ本も執筆していますので、合わせて参考にしてください。

(一部情報元:TBSテレビ「教えてもらう前と後」2019年2月12日放映)

舞茸スープのレシピ

舞茸スープ

「煮出し舞茸スープ」のレシピです。

全工程は、後ほど写真をもとに説明します。

材料【600ml分:調理時間32分】
舞茸 300g(3パック)
800ml
塩こしょう 少々
作り方
  1. 舞茸をみじん切りにする。
  2. 舞茸と水を鍋に入れ、中火にかける。
    沸騰したら弱火にし、30分煮る。
    塩こしょうで味を整えたらできあがり。
  3. 【冷凍保存】製氷皿に入れ、冷凍すると、1ヶ月保存できる。

写真をもとにレシピを説明します。

舞茸スープの作り方

舞茸スープ

【工程1】
まず、舞茸(300g:3パック)をみじん切りにします。


舞茸スープ

【工程2】
次に、舞茸と水(800ml)を鍋に入れ、中火にかけます。


舞茸スープ

そして沸騰したら弱火に落とし、30分ほど煮ます。

最後に塩こしょうを振ったら完成です。
舞茸からだしが出るので、塩こしょうは少しで良いそうです。

【調理のポイント】
舞茸を煮出すと、健康効果が数倍にアップします。

難波さんによると、舞茸の健康効果は、普通に調理するだけでは数分の一しか得られないそうです。


舞茸スープ

出来上がった舞茸スープは、かさが減り、トータルで600mlくらいになります。

塩こしょうのシンプルな味付けで、舞茸の甘みと旨味が引き立ちます。
とても食べやすいですよ。

舞茸氷の作り方

舞茸氷

ところで、「煮出し舞茸スープ」は作り置きすることもできます。

作り置きする場合は、製氷皿に入れて冷凍し、「舞茸氷」にします。

「舞茸氷」は、冷凍保存で1ヶ月ほど日持ちします。

舞茸スープの摂取量

「舞茸氷」は、1日3個以上摂ると、先に紹介した効果が期待できるそうです。

氷3個分だったら、たとえば、朝の味噌汁に使えば、もうそれだけで1日の摂取量はクリアできます。
味噌汁だったら、腸にもいいですから、安心して続けられますよ。

舞茸氷の使い方

舞茸氷

「舞茸氷」は、凍ったままの状態で、いろいろな料理に使うことができます。


舞茸氷

味噌汁やカレーに加えると、舞茸のだしが加わって美味しいですよ。

舞茸スープの口コミ

同番組では、「煮出し舞茸スープ」を食べると、血糖値や中性脂肪がどれくらい改善されるか実験が行われていました。

「煮出し舞茸スープ」を2週間毎日飲み続けるという実験です。

空腹時血糖が254もあった男性は、2週間後には142まで落ち、130だった男性は95まで落ちたそうです。(空腹時の血糖値の基準:70〜110未満)

また中性脂肪の数値は、233だった男性は105になり、184だった女性は135まで落ちたそうです。
4人のうち3人が数値が改善したそうです。(空腹時の中性脂肪の基準:30〜149)

ちなみに以前、私の友人が、煮出した舞茸(舞茸茶)でダイエットをしていましたが、2週間くらいで、1kgほどですが減量できたと言っていました。

「煮出し舞茸スープ」は、2週間くらい飲み続けると、効果が得られそうですよ。

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