
アボカドのめんつゆ漬けの、おすすめレシピをご紹介します。
アボカドは、皮をむいてから保存すると、半日くらいで黒く変色してしまいます。
でも、このお料理なら大丈夫。
アボカドをめんつゆに漬けて空気を遮断すると、変色を抑えることができます。
また、冷蔵で1週間ほど日持ちがするので、作り置きにぴったりなレシピとなっています。

アボカド丼やアボカドうどん、アボカド味噌汁など、アイデア次第でいくらでもアレンジ可能です。
写真とともに詳しく紹介します。
なお、このレシピは、日本テレビの「ヒルナンデス」で話題になったお料理で、考案したのは、料理研究家の遠藤香代子さんです。

遠藤さんが執筆した「魔法の漬けおきおかず」という料理本は、10万部を超える大ヒットになっています。
(一部情報元:日本テレビ「ヒルナンデス」2019年5月28日放映)
アボカドのめんつゆ漬けのレシピ

「アボカドめんつゆ漬け」のレシピです。
アボカド | 1/2個 |
めんつゆ(3倍濃縮)※ | 大さじ2 |
水 | 大さじ6 |
ごま油 | 小さじ1 |
※他の濃度のめんつゆで代用する場合は下の文中参照。
- アボカドを1センチの角切りにし、保存容器に入れる。
めんつゆ・水・ごま油を注ぎ、冷蔵庫で60分漬ける。
冷蔵保存で1週間日持ちする。
調理のポイントは、アボカドが完全に浸るの量のめんつゆと水を加えることです。
そうすると空気が遮断できるので、アボカドの変色を防ぐことができます。
もし、おつゆの量が足りない場合は、めんつゆと水を1:3の割合で混ぜて追加してください。
また、漬ける際にキッチンペーパーを上からぴったりかぶせると、アボカドが浮きにくくなりますし、味馴染みもさらに良くなるということです。
レシピの分量は、アボカド1/2個分とやや少なめになっていますが、作り置きする場合はお好みで増やすといいです。
例えば、アボカドを1個(レシピの倍量)使う場合は、めんつゆと水の量を2倍にしてください。
上のレシピでは、3倍濃縮のめんつゆを使う場合の分量を載せていますが、他の濃度のもので代用することもできます。
その場合は、次の分量を使います。
めんつゆの濃度 | めんつゆの量 | 水の量 |
---|---|---|
ストレート | 大さじ6 | 大さじ2 | 2倍濃縮 | 大さじ3 | 大さじ5 |
3倍濃縮 | 大さじ2 | 大さじ6 |
4倍濃縮 | 大さじ3/4 | 大さじ7と1/4 |
「めんつゆを他の濃度のもので代用する方法」は別記事で詳しく紹介しています。
参考にしてください。
さて、出来上がった「アボカドめんつゆ漬け」は、食感がトロットロ。
生のアボカドよりもさらに口当たりがマイルドになっています。
また、めんつゆの旨味とごま油の風味が馴染んでいるので、何も付けずに、そのままでも十分美味しくいただけますよ。
アボカドめんつゆ漬けの使い方

ところで、「アボカドめんつゆ漬け」は、そのまま食べるだけでなく、料理に使うこともできます。
遠藤さんのおすすめは、「アボカド丼」・「アボカドうどん」・「アボカド味噌汁」の3つです。
「アボカド丼」(上の写真)は、ご飯に「アボカドめんつゆ漬け」(汁も一緒に適量)をかけ、白髪ねぎ・白ごま・海苔をトッピングしたら完成。
アボカドが美味しいのはもちろんのこと、汁が染み込んだご飯もいい感じです。
「アボカドうどん」は、冷凍うどんをレンジでチンして温め、アボカドめんつゆ漬け・卵黄・かいわれ大根・黒ごまをトッピングしたら完成です。

「アボカド味噌汁」は、アボカドめんつゆ漬け(大さじ2)・プチトマト(2個)・塩昆布(ひとつまみ)・味噌(小さじ2)をお椀に入れ、湯(250ml)を注いだら完成。
トマトの酸味と塩昆布のほのかな甘みが印象的な、優しい味付けの味噌汁です。

他にも、サラダや和え物、サンドイッチの具材などにしても美味しいですよ。