
トマトのオイル漬けのレシピをご紹介します。
トマトをオリーブオイルと塩に漬けるだけで完成の、超簡単レシピです。
トマトの旨味がぎゅっと詰まった万能調味料。
パスタやサラダの具材にしたり、冷奴や納豆にかけたりすると、とても美味しくいただけます。
そのうえ、冷蔵で1週間ほど日持ちするので、トマトの保存食としても優秀です。
作り置きしておくと重宝しますよ。

なお、このオイル漬けは、日本テレビの「ヒルナンデス」で話題になったレシピで、考案したのは、料理研究家の遠藤香代子さんです。

遠藤さんが執筆した「魔法の漬けおきおかず」という料理本は、10万部を超える大ヒットになっています。
(一部情報元:日本テレビ「ヒルナンデス」2019年5月28日放映)
トマトのオリーブオイル漬けのレシピ

遠藤さんが考案した、「トマトの塩漬け」のレシピです。
材料は、トマトと塩とオリーブオイルの3つだけです。
トマト | 1個 |
塩 | 小さじ1 |
オリーブオイル | 1/4カップ程度 |
- トマトを7〜8ミリの角切りにし、保存ビンに入れる。
- 1に塩を混ぜ、トマトが浸るくらいの量のオリーブオイルを注ぐ。
フタをして、冷蔵庫に30分以上入れたらできあがり。
冷蔵保存で1週間日持ちする。
写真をもとにレシピを説明します。

【工程1・2】
まず、トマト(1個)を7〜8ミリの角切りにします。
参考:トマトの角切り

次に、トマトを保存ビンに入れ、塩(小さじ1)を加えます。(上の写真)
そして、トマトに塩を馴染ませます。
オリーブオイルを注ぐ前にトマトに塩を混ぜると、味が染みやすくなります。

続いて、オリーブオイル(1/4カップ程度)を注ぎます。(上の写真)
ここでは、レシピの分量を目安にトマトが完全に浸るくらいのオリーブオイルを使ってください。
そして、フタをして、冷蔵庫に30分以上入れたら完成です。
オリーブオイルでトマトを完全に浸すと、空気を遮断することができるので、日持ちしやすくなります。

このオリーブオイル漬けは、保存性を高めるために塩をややしっかりめに加えているので、そのまま食べると少し塩辛く感じると思います。
ですから、基本的には、料理の具材として使うのがおすすめです。
パスタに和えてもいいですし、サラダのドレッシング代わりにしても美味しいです。
冷蔵庫にストックしておくと幅広い料理に使えて便利なので、ぜひお試しください。
なお、このオリーブオイル漬けの日持ちは、冷蔵で1週間くらいです。
トマトのオイル漬けの使い方
続いて、トマトのオリーブオイル漬けの使い方をご紹介します。
トマトパスタ

トマトのオイル漬けは、何と言ってもパスタとの相性がぴったりです。
まず最初に、レシピ考案者の遠藤さんのおすすめのパスタをご紹介します。
作り方はとても簡単。
茹でたパスタにトマトのオイル漬けとしらすを絡め、刻んだ大葉を添えたら完成。
味付けは一切不要です。
しらすの優しい旨味とトマトの爽やかな風味が絶妙にマッチした、さっぱりとしたパスタです。
とても美味しいです。

また、トマトのオイル漬けをサラダの具材にするのもおすすめです。
写真は、モッツアレラチーズ・アボカド・玉ねぎスライスを使ったサラダ。
トマトのオイル漬けで和えたら完成です。
シンプルなオイル漬けなので、どんなサラダともよく合います。

蒸し暑い夏の小皿料理に、こんなちょっと変わった冷奴はいかがですか。
見た目もきれいでいいですよ。

いつものたれやからしの代わりに、トマトのオイル漬けを混ぜたら完成。
納豆のクセが和らいで食べやすくなります。

写真は、ちょっと変わった食べ方をしてみました。
このそうめんつゆは、牛乳とめんつゆを混ぜて作ります。
そこに、茹でて冷やしたそうめんをのせ、トマトのオイル漬けとツナを混ぜたものをトッピング。
半熟卵や大葉を添えても美味しいですよ。