
トマトと納豆を使った美味しいおかずレシピをご紹介します。
トマトを納豆に加え、白ごまや青ねぎを振りかけたシンプルな一品。
人気納豆専門店「せんだい屋」が薦める「トマト納豆」です。
トマトの爽やかな酸味がプラスされることで、納豆の美味しさがさらにアップ。
しかも、トマトに含まれる「リコピン」などの成分も一緒に摂れるので、健康効果の向上も期待できます。
ちなみにリコピンは、ダイエットや美容に効果的な成分として、テレビ番組などでよく話題になります。
納豆に含まれる大豆油には、そのリコピンの吸収率を高める働きがあるそうですよ。
トマト納豆の健康効果については、後ほど詳しくお伝えします。
(一部情報もと:TBSテレビ「教えてもらう前と後」2019年6月18日放映)
トマト納豆の作り方

「トマト納豆」のレシピです。
納豆 | 1パック |
トマト | 1/2個程度 |
白ごま | 適量 |
青ねぎ | 適量 |
- 納豆を20〜30回しっかり混ぜる。トマトを小さめの一口大に切り、青ねぎを小口切りにする。
- 納豆・トマト・白ごま・青ねぎ・納豆のたれ(もしくは醤油)を混ぜたらできあがり。

納豆をしっかり混ぜて、粘りを出すのがポイントです。
よく混ぜると、納豆の旨味や栄養効果がアップしますし、トマトが絡みやすくなります。
トマトと納豆は好相性。
納豆にトマトを加えると、納豆のクセも和らぎます。
ところどころに感じるトマトの酸味もいい感じ。
納豆のお手軽アレンジレシピとしておすすめですよ。
また、このトマト納豆は、そのまま食べるだけでなく、他の食材や料理と合わせても美味しいです。

キムチのほどよい辛みと旨みが加わると、さらに食欲が刺激されます。

茹でたパスタにトマト納豆を加え、だし醤油とオリーブオイルを補うだけでOK。
トマトが加わることで味の幅が広がるので、ただの納豆パスタよりも美味しいですよ。
次に、トマト納豆の健康効果について詳しくお伝えします。
トマト納豆の栄養と健康効果
トマト納豆に含まれる栄養成分と、期待できる健康効果についてお伝えします。

トマトにはビタミンCが豊富に含まれているので、食べ合わせることでその点を補えるそうです。

リコピンには、強い抗酸化作用があり、次のような効能があるとされています。
- ダイエット
- 血糖値抑制
- がんの予防
- 血液サラサラ・動脈硬化の予防
- 美肌
- 日焼け予防
トマトのリコピンは、皮と実の間に多く含まれており、また油に溶けやすいという性質があります。
納豆に含まれる大豆油にはリコピンの吸収率を高める働きがあるので、そうした点においても、トマトと納豆の相性はとても良いようです。
また、リコピンの吸収率は朝が最も良いと言われているので、納豆と組み合わせて、朝食として食べるのがおすすめですよ。

また納豆には、肌を作る「ビタミンB2」と、シミやシワ予防に効果がある「レシチン」が豊富に含まれているので、美肌効果も期待できます。
その他には、「ビタミンK2」も多く含まれているので、骨の強化に役立ち、骨粗鬆症の予防にもなると言われています。
納豆とトマトという組み合わせは、とても体に良さそうですよ。
トマト納豆のレシピあと2品
最後に、トマトと納豆を使ったおすすめレシピをあと2品ご紹介します。
トマトの塩漬けと納豆

生のトマトではなく、「トマトの塩漬け」と納豆を合わせても美味しいです。

細かく刻んだトマトを、塩やにんにくで漬けるだけです。
冷蔵庫で1週間ほど日持ちしますし、置いている間に発酵して旨味が増すので、作り置きしておくと便利です。
納豆に合わせるだけでなく、冷奴にのせたり、オムレツの具材にしたり、肉や魚の味付けに使っても美味しいです。
料理研究家の浜田陽子さんのレシピトマトのオリーブオイル漬けと納豆

こちらは、「トマトのオリーブオイル漬け」と納豆を合わせた食べ方です。
オリーブオイルの風味とコクが加わると、納豆のクセがさらに和らぎ、さらに食べやすくなります。

冷蔵で1週間ほど日持ちします。
納豆と合わせる以外には、パスタに絡めるのがおすすめ。
しらすと一緒にパスタの具材にすると、とても美味しいですよ。
料理研究家の遠藤香代子さんのレシピ
以上、トマト納豆のレシピでした。
トマトと納豆は味と栄養の両方の面で相性がいいので、ぜひお試しください。