
オートミールを使った、ダイエット向けのお好み焼きのレシピをご紹介します。
小麦粉の全量をオートミールで代用したお好み焼き。
日本テレビの「ヒルナンデス!」で話題になりました。
このレシピは、ごく一般的なお好み焼きと比べると、およそ20%ほどの糖質をカットできます。
食感は、もんじゃ焼きのように、とろっとしていて柔らかいのが特徴。
お味の方は、オートミールのクセっぽさはなく、とても食べやすいです。

オートミールは穀物なので、小麦粉よりも低糖質とは言え、それなりの糖質を含みます。
一方、おからパウダーは、食品の中ではかなり糖質が少ないので、よりしっかり糖質オフすることができます。
小麦粉・オートミール・おからパウダーの糖質を比較すると次のようになります。
食品 | 糖質量 |
---|---|
小麦粉(薄力粉) | 7.3 |
オートミール | 6 |
おからパウダー | 0.9 |
オートミールの糖質は、小麦粉の8割くらい。
おからパウダーに至っては、小麦粉の1割ほどしかありません。
記事の後半では、おからパウダーを使ったお好み焼きも2品紹介しますので、合わせて参考にしてください。
(一部情報元:日本テレビ「ヒルナンデス!」 2019年7月2日放映)
オートミールお好み焼き

「オートミールお好み焼き」のレシピです。
このレシピの考案者は、ダンスインストラクターの小此木理恵さん。
小此木さんは、オートミールでゆるい糖質制限をした結果、3年間かけて47kgのダイエットに成功したそうです。
材料
豚薄切り肉 | 100g |
きゃべつ | 100g |
卵 | 1個 |
オートミール | 30g |
和風だしの素 | 小さじ1/2 |
水 | 150ml |
サラダ油 | 適量 |
鰹節・青のり・マヨネーズ・ソース | 好みで各適量 |
作り方

【工程1】
まず、オートミール(30g)を耐熱ボールに入れ、水(150ml)を注ぎます。
そして、ラップをしないで、電子レンジ(600w)で1分30秒加熱します。

チンしたあとは、オートミールがふやけて柔らかくなります。
オートミールには、このあと豚肉や卵を混ぜるので、少し置いて粗熱を取っておきます。

【工程2】
次に、きゃべつ(100g)を千切りにします。
豚薄切り肉(100g)が大きい場合は、ここで食べやすい大きさに切っておくといいです。

【工程3】
続いて、粗熱を取ったオートミールに、豚薄切り肉・きゃべつ・卵(1個)・和風だしの素(小さじ1/2)を加えます。

そして、よく混ぜます。
これで、お好み焼きの生地ができました。

【工程4】
次に、フライパンにサラダ油(適量)を熱し、生地を円形に広げます。

そして、焼き色が付いたらひっくり返し、もう片面にも焼き色を付けます。
この生地は少し柔らかいので、フライ返しでひっくり返しにくい場合は、次のようにするといいですよ。


このようにすると、型崩れする心配がありません。

【工程5】
最後に、お好み焼きを皿にのせ、お好みで、鰹節・青のり・マヨネーズ・ソースをかけたら完成です。
ちなみに、お好み焼きのトッピングは、ソースだけは糖質が高めです。
しっかり糖質オフしたいのなら、低糖質なマヨネーズを中心に使うことをおすすめします。
マヨネーズと鰹節と青のりは、たっぷりかけても大丈夫です。

焼き上がったお好み焼きは、とろっとしていて、ほろほろっと崩れるくらい柔らかいです。
小麦粉のお好み焼きとは食感が違いますが、これはこれで十分ありです。
そのうえ、オートミールのクセをまったく感じないので、お好み焼きとして違和感なく美味しくいただけますよ。
おからパウダーのお好み焼き2品
最後に、さらにしっかり糖質オフしたいという方のために、おからパウダーを使ったレシピを2品ご紹介します。

柳澤流 お好み焼き
こちらは、ストイックに糖質オフしたい方におすすめのお好み焼き。
低糖質な豚肉はたっぷり使いますが、生地はおからパウダーだけで作ります。
生地に卵をたっぷり加えるので、おから特有のぼそぼそっとした食感が抑えられます。
料理研究家の柳澤英子さんのレシピ

ふっくら!お好み焼き
こちらは、生地に長芋のすりおろしを使うレシピになっています。
先に紹介したものよりも食感がふんわりするのが特徴ですが、長芋を使っている分、糖質は少し増えます。
とは言え、冒頭で紹介したオートミールのお好み焼きよりも、ずっと低糖質です。
おから料理研究家の高橋典子さんのレシピ
以上、お好み焼きの糖質制限レシピを3品ご紹介しました。
どのレシピも、とても美味しいです。
ぜひ試してみてください。