ごぼう茶を淹れたあとに残った茶殻(出がらし)。
そのまま捨ててしまいがちですが、出がらしとは言え、ごぼうの味がまだ残っているので、料理に入れて食べることもできます。
そこで今回は、ごぼう茶の出がらしを使った料理の簡単レシピをご紹介します。
お伝えするのは、「きんぴらごぼう」や「ふりかけ」です。
市販品のティーバックを使った場合は、ティーバックから茶殻を出してから冷凍します。
ラップに小分けにして保存袋に入れると、解凍せずにそのまま料理に使えるので便利です。
それでは、ごぼう茶の茶殻を使ったレシピをご紹介します。
(一部情報元:NHK「あさイチ」2019年7月17日、テレビ東京「ソレダメ」2019年1月9日放映)
ごぼう茶の茶殻きんぴらごぼう
1品めは、ティー&フードコーディネーターの須永恵子さんが考案した「ごぼう茶の出し殻きんぴらごぼう」。
NHKの「あさイチ」で話題になったレシピです。
出し殻は、ティーバック2袋分を使います。
ごく一般的なごぼう茶のティーバック1袋には、乾燥ごぼう茶が1〜1.5g入っています。
手作りのごぼう茶を使う場合は、乾燥ごぼう茶1〜1.5g(茶殻で換算すると約7g)で代用してください。
ごぼう茶の茶殻 | ティーバック2袋分※ |
にんじん | 中1本 |
白ごま | 大さじ1 |
めんつゆ | 大さじ1 |
オリーブオイル | 小さじ2 |
ごま油 | 小さじ1 |
※手作りのごぼう茶を使う場合は、乾燥1〜1.5g分。茶殻7g分。
- 手作りのごぼう茶を使う場合は、出がらしを細かく刻む。
にんじんを千切りにする。 - にんじんをオリーブオイルで炒める。
ごぼう茶の茶殻を加え、炒め合わせる。 - めんつゆで味付けし、白ごまを振る。
ごま油を回しかけたらできあがり。
市販のごぼう茶ティーバックを使う場合は、中身が細かく砕いた状態になっています。
手作りのごぼう茶を使う場合は、あらかじめ包丁で細かく刻んでください。
にんじんメインのきんぴらに、ほんのりごぼうの風味が加わります。
このように料理に使ってしまうと、ごぼう茶特有土臭さもなく、とても食べやすいです。
きんぴらに限らず、野菜炒めの具材にしても良さそうですよ。
ごぼう茶の出がらしふりかけ
2品めは「ごぼう茶の出し殻ふりかけ」です。
ごぼう茶の出がらし | ティーバック2袋分※ |
ちりめんじゃこ | 大さじ2 |
梅肉 | 小さじ2 |
かつお節 | 3g |
白ごま | 大さじ1 |
めんつゆ | 小さじ2 |
※手作りのごぼう茶を使う場合は、乾燥1〜1.5g分。出がらし7g分。
- 手作りのごぼう茶を使う場合は、出がらしを細かく刻む。
- 材料すべてを混ぜたらできあがり。
作り方はとても簡単です。
材料すべてを混ぜるだけ。
火は一切使いません。
お好みでそれぞれの分量を変えたり、他の食材を使ってみるのも面白いと思います。
このふりかけは、かつお節の旨味と梅干しの爽やかな酸味に隠れて、ごぼう茶のクセっぽさはまったく分かりません。
ご飯がすすむ美味しいふりかけですよ。
ところで、ごぼう茶の茶殻を使ったふりかけは人気があり、その作り方は様々です。
ここでは、料理の一例として、テレビ東京の「ソレダメ」で話題になった「ごぼう茶ふりかけ」のレシピも、簡単に紹介します。
まず、ごぼう茶の茶殻をごま油で炒めます。
そして、めんつゆを加え、水分を飛ばします。
仕上げに白ごまと一味唐辛子を加えたら完成です。
先ほどのレシピよりも、さらにシンプルになっています。
ごぼう茶の味噌汁
また、ごぼう茶の茶殻は、味噌汁の具材としても使えます。
下のリンク先では、ごぼう茶そのものを使った味噌汁のレシピを紹介していますが、これに茶殻を加えるのもアリです。
もともとは、人気医師の南雲吉則さんがすすめるデトックス効果が高い味噌汁としてテレビで話題になったレシピです。
ぜひ参考にしてください。