フランスパンは8時間以内に食べるべし。一流のパン職人がすすめる、正しいパンの食べ方。

投稿日:2014年11月23日 更新日:

フランスパン

岐阜県高山市にあるパン屋さん「トラン・ブルー」は、日本全国からお客さんが訪れ、連日長蛇の列ができるほどの人気店だそうです。

こちらのお店のオーナー・成瀬正さんは、2012年に行われたパンの世界大会「クープ・デュ・モンド」で、世界一に輝いたご経験をお持ちの一流のパン職人。

今日はそんな成瀬さんがすすめる、フランスパンの美味しい食べ方をご紹介します。

成瀬さんは、「フランスパンは焼きあがってから8時間以内に食べるべき」だとおっしゃいます。
フランスパンは、意外ですがとても寿命が短いそうなんです。

(一部情報元:「ジョブチューン」2014年11月22日放映)

フランスパンは8時間以内に食べるべし

トランブルーhp

カリッとした食感のあるフランスパンは、一見、日持ちがするように思いませんか。私はこれまで2~3日くらいは、平気で常温保存していました。

でも成瀬さんによると、フランスパンの風味はかなり早く落ちてしまうとか。日持ちがしないようです。
そのため焼き上がりから、なんと8時間以内に食べることをすすめています。
実はフランスパンは、買ったらすぐに食べないと美味しくいただけない、とてもデリケートな食品みたいですよ。

ちなみにフランスパンよりも、パン生地に砂糖や乳製品・卵が入っているパンの方がダンゼン長持ちするそうです。私はずっと逆だと思っていました。

フランスパンの賢い保存法

さてでは、フランスパンはなるべく8時間を目処に食べるとして、どうしても残ってしまった場合にはどうすれば良いのでしょうか。

成瀬さんいわく、冷凍保存が望ましいとのこと。

ラップに包んで、さらにしっかりジップロックに入れて冷凍庫に入れます。

また解凍する場合は、冷凍庫から出した冷たいままのパンに、ほんのり濡れる程度に霧吹きをして、熱くしたオーブンに数分入れるとよいそうです。
こうすると、うまい具合にジュワーっとパンの中に火が入り、フランスパンが美味しくいただけるそうです。

美味しいフランスパンとクロワッサンの見分け方

トランブルーのパン

ところで成瀬さんが、美味しいパン屋の見分け方を教えてくださいました。
フランスパンとクロワッサンを食べると、簡単に判断がつくそうです。

フランスパンは、塩のみのシンプルな味つけなので、穀物の甘みが感じられることが大事。

またクロワッサンは、食べた時のサクッとした食感と口溶け、そしてバターの風味に注意します。
ちなみに生地とバターが何層にもきれいに重なっていないと、クロワッサンはサクッとした食感が出ないそうですよ。

一流のパン職人のレシピ


成瀬さんは、パンの本を執筆されています。
トラン・ブルーが切り拓くパンの可能性」という、お店で販売されているパンのレシピ本です。

成瀬さんによると、一流のパン職人がパンのレシピを公開するのは、ごく普通のことだそうです。
なぜなら、パンはレシピ通りにつくってもなかなか同じものは出来ないから。パンはとてもデリケートな食べ物で、気候・風土・水質などで、まったく違った仕上がりになってしまうのだそうです。
そう言われてみると、私には何となく分かります。名店のパンの味が再現できたと思えた経験は、私には未だ皆無です。レシピを真似るだけではダメなんですね。

成瀬さんいわく、パンの出来栄えを左右するのは、パン職人の経験値。パンづくりって本当に奥深いんですね。

それにしても「フランスパンは日持ちがしない」とは意外でした。
今後はわが家でも、残ったフランスパンは買ったらすぐに食べ、残ったら即座に冷凍保存を心がけようと思います。

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