豆腐は水にさらさない。人気の豆腐職人がすすめる、本当に美味しい食べ方。

豆腐

佐賀県唐津市にある「川島豆腐店」の店主・川島義政さんは、「ざる豆腐」を初めて世に送り出した、ざる豆腐の生みの親だそうです。

「ざる豆腐」とは、寄せた豆腐をザルに盛ったもの。今では知らない人があまりいないと言えるほど知名度がありますよね。夏にはごく普通のスーパーでもよく見かけます。

川島さんのつくる「ざる豆腐」は、日経新聞の「全国おすすめ豆腐ランキング」で一位を獲得するなど、独特の舌触りと濃厚な大豆の味が評判になっています。
1玉3,780円と一般的な豆腐の18倍もの値がするそうですが、大変人気があるようです。

今日はそんな川島さんがすすめる、「豆腐の美味しい食べ方」をご紹介します。

川島さんによると、豆腐は水にさらしてはいけません。そうすると、せっかくの豆腐の旨みが逃げてしまうようですよ。

(一部情報元:TBSテレビ「ジョブチューン」2014年11月22日放映)

豆腐は水にさらさない

川島豆腐店

川島さんによると、豆腐は水にさらすと、旨みがどんどん抜けてしまうそうです。

とは言え、豆腐を水に漬けて保存している方は、けっこう多いのではないでしょうか。
実は私もその1人。私はこれまでずっと豆腐を買ったら、容器の中の水を一旦捨てて、新しい水に入れ替えていました。
でもこうすると、豆腐が美味しくいただくことができないようです。

さてでは、買った豆腐はどのようにすれば良いのでしょうか。
川島さんによると、次のように扱うといいそうです。

材料
豆腐 適量
手順
  1. 豆腐はザルか皿にのせて、ラップで覆う。豆腐から出た水は捨てる。

豆腐は水から引き上げて保存します。

ちなみに豆腐が水に浸かった状態で販売されている理由は、豆腐の破損を防ぐためだとか。水に浸かっているから美味しいとか、保存が効くというわけではないようです。

また豆腐が残ってしまった場合は、塩豆腐にするのがおすすめだそうです。
豆腐に塩をしておくと、水分が抜けて保存が効く上、サラダなどに加えるだけで美味しくいただけるそうです。

赤ワインに合う豆腐

ざる豆腐

ところで、川島さんがつくる「ざる豆腐」には赤ワインがよく合うそうです。

実は川島さんが「ざる豆腐」をつくったきっかけは、お好きな赤ワインに合う豆腐が欲しかったから。
「ざる豆腐」は、赤ワインに合うよう大豆の濃厚な味が楽しめるようにつくられています。塩・コショウ・オリーブオイルをつけて食べるのがおすすめだそうですよ。

赤ワインに豆腐料理。斬新な組み合わせですね。
川島さんのつくったお豆腐は、お店のHPからお取り寄せができます。

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