チーズは真空パックから出して保存。チーズづくりのプロがすすめる、理想的な保存法。

投稿日:2014年11月23日 更新日:

チーズ

チーズ職人の宮嶋望さんは、北海道十勝にある「共同学舎新得農場」で、ヨーロッパの本格的な技術を取り入れつつ、日本の風土をいかしたチーズづくりをされています。

昨日放映されたテレビ番組によると、宮嶋さんのこだわりのチーズは、国内外のチーズコンテストで大変評価されているそうです。

今日はチーズにお詳しい宮嶋さんがすすめる「チーズの理想的な保存法」をご紹介します。

チーズはたいてい真空パックで販売されていますが、宮嶋さんによると、チーズは真空パックのまま冷蔵保存してはいけないそうです。

(一部情報元:「ジョブチューン」2014年11月22日放映)

真空パックのチーズ

共働学舎

真空パックされたチーズをそのまま冷蔵庫に入れてはいけないとすると、どうすれば良いのでしょうか。

宮嶋さんによると、そのようなチーズを購入したら、まずはパックから出して空気に触れさせることが大切です。
チーズの中には生きた微生物がおり、それらがちゃんと呼吸できるようにしないと、チーズの味は損なわれてしまうそうです。
真空パックから早めに出してあげるのは、チーズを美味しく食べるための秘訣なんですね。

さて具体的には、チーズは次のように保存します。

チーズをラップかアルミホイルで緩めに包んで、大きめのタッパーに入れてフタをする。そして冷蔵庫に入れる。

こうすると、チーズを乾燥させることなく、適度に呼吸させることができるということです。

ちなみに私はこれまで、真空パックこそが理想的な保存法だと思っていました。ですから残ったチーズは、かなり神経質にラップでぴったりと包んでいたんです。
でもこれだとチーズが美味しくなくなってしまうんですね。

宮嶋さんによると、チーズが真空パックで販売されている理由は、売る側と買う側、双方の抱いているイメージにあるようです。ぴったりとパックされている方が、何となく安全で衛生的だと思う人が多いため、真空パックが定着しているのだとか。
ちなみに宮嶋さんは、仕方なく、泣く泣く、真空パックにしているそうです。チーズの扱いとしては本当は良くないようですよ。

こだわりのチーズ「シントコ」

ところで情報元のテレビ番組で、宮嶋さんのつくるチーズが1種類紹介されていました。

直径60センチ・重さ35キロの「シントコ」と呼ばれるハードタイプのチーズで、放牧で育てられた牛のミルクのみを原料としており、約1年の熟成期間を設けてつくられるこだわりの逸品です。

このチーズの断面を見ると、チーズの旨み成分が結晶化した白いツブツブが入っているそうです。この白いツブツブは、ハードタイプの美味しいチーズに共通する特徴だそうですよ。

「シントコ」は、毎年5月上旬~8月下旬くらいまでの期間限定で、共働学舎のHPにて1パック(150g)972円で販売されています。

ちなみに私は、だいぶ前に宮嶋さんの講演会に参加したことがあります。その際にカマンベールチーズを買っていただきました。
変なクセがまったくない食べやすいチーズで、とても感動しました。宮嶋さんのチーズはとても美味しいですよ。

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