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お米の賢い食べ方。栄養学のプロのおすすめです。

投稿日:2014年12月3日 更新日:

白米・玄米

美容や健康のために、糖質オフをする人が増えています。甘いお菓子やパンだけでなく、ご飯も一切食べないという方は私のまわりでもけっこう多いです。

でも、管理栄養士の伊達友美さんは、お米を食べないなんてモッタイナイとおっしゃいます。

伊達さんによると、お米は賢く食べ分けると体に良く、実は美容や肥満対策にも効果があるとのこと。

お米の食べ分け。そう言われてもあまりピントこないかもしれませんが、白米と玄米を体調に応じて使い分けるということです。

白米と玄米は、どちらが優れているのかよく問題にされますよね。ちなみに私は良かれと思って、もう10年以上自宅で玄米を食べています。

でも伊達さんによると、どちらかが良いとか悪いとか、そういう問題ではないようです。お米はもともと大変パワーがある食品。ですが、体調によって食べ分けをしないと、その効果を十分に摂り込むことはできないそうです。

今日は伊達さんがすすめる、体調に応じた白米・玄米の食べ分け方をご紹介します。

(一部情報元:「林修の今でしょ!講座」2014年12月2日放映)

白米と玄米の違い

まずは伊達さんのお話をもとに、白米と玄米の違いを整理しましょう。

「白米は太る」とか「玄米はヘルシー」などとよく言われます。
でもこれらのカロリーは実際のところほとんど変わらないようです。100gあたりのカロリーは、白米が356kcl。玄米は350kcl。たった6kclしか違いません。

ただ玄米の方が、確かに栄養は豊富なようです。特にミネラル。玄米のカリウムは、白米のおよそ3倍。マグネシウムはおよそ5倍。また食物繊維はなんと6倍も多く含まれています。

だったら玄米を食べた方が良いのではと思いますが、実はそんな玄米にも欠点があるとのこと。それは消化・吸収が悪いことです。

伊達さんによると、いくら玄米の栄養が優れているとはいえ、体内に吸収できなければまったく意味がありません。むしろ体調を壊すこともあるそうですから注意が必要です。

そこで食べ分けです。
食べ物をしっかりと噛む習慣がない人や、玄米の栄養を吸収できるほど胃腸の体調が良くない場合は、無理をして玄米を食べるのではなく、むしろ消化・吸収が良い白米に注目すべきだと伊達さんはおっしゃっています。

肥満対策には白米がおすすめ

さてここからは、白米と玄米どちらを食べるべきか、伊達さんのお考えをもとに体調別にその具体例をいくつか挙げます。

まずは肥満が気になる方の場合。

伊達さんによると、肥満対策に効果があるのは白米。
その理由は、太っている人は噛まない上に早食いの人が多いから。

本当は白米よりも玄米の方が、脂肪を燃焼させる栄養素がたくさん含まれているそうです。ですが先にも述べたとおり、体に吸収されなければ意味がありません。

ですから「噛まない上に早食い」という太った人の典型に当てはまる方は、まず消化の良い白米をよく噛んで食べることからスタートするのがおすすめ。
このようなケースでは、むしろ白米の方が栄養素を摂り込む効率がよく、痩せる可能性も高いようですよ。

白米を抜いてダイエットに成功したという方も多いようですが、伊達さんによると、「炭水化物を抜いて減る体重はほとんどが水分」という話もあるそうです。炭水化物を抜くと体重が減るのは確かなことのようですが、体脂肪も減るかというと微妙だそうです。

美容やアンチエイジングには玄米。

さて次は、美容やアンチエイジングについて。

伊達さんによると、これらに効果があるのは玄米です。(ただし玄米を消化・吸収できる体調であることが前提です。)

その理由は、玄米には美容やアンチエイジングに効果がある抗酸化成分のビタミンEが多いから。ちなみに白米にはほとんど含まれていないそうです。

また肌をつくるタンパク質も玄米の方が多いようです。とはいえ、玄米に含まれる植物性タンパク質は、動物性タンパク質とくらべると吸収の面ではかないません。
そこで伊達さんが肌対策にすすめるメニューは、卵かけご飯。動物性のタンパク質を多く含む卵をプラスすると、効果がよりアップするそうです。

疲労回復・風邪・高血圧

さらに疲労回復に効果があるのは、ビタミンBが多く含まれている玄米。
高血圧にも玄米。玄米は、塩分の排出を促すカリウムが多く含まれているそうです。

ただ風邪をひいた時には、やっぱり白米。弱った胃腸の優しく、エネルギーになりやすいため体を温める効果の高い白米を、おかゆにして食べるのがおすすめだそうです。

米を積極的に食べよう

ところで、お米を食べることの大切さを説いている伊達さんは、実は、過去に20年もの長い間、お米を一粒も食べなかった時期があったそうです。ダイエットのためだとか。

でも栄養学を学ぶうちに、お米を食べた方が体に良いと考えるようになったということです。

その後伊達さんは、お米を食べ分けることでダイエットに成功。このご自身の体験から、痩せるためには米を食べることも必要だと考えるようになりました。

現在伊達さんは、ダイエットだけでなく健康のためにも米を積極的に食べることをすすめています。
白米・玄米の食べ分けをすることで、米を1日に2回は食べて欲しいとのこと。
ちなみに伊達さんは、今では1食でお茶碗2杯分ものご飯を召し上がるそうですよ。

【追記】
情報元のテレビ番組で紹介された「お米の上手な研ぎ方」については、下のリンク先をご覧ください。
お米マイスターが教える、ごはんが劇的に美味しくなる米の研ぎ方。

画像引用元:Day 098 / 晩ごはんにおにぎり April 08, Wednesday by [puamelia]

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