やまでら くみこ のレシピ

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横浜中華街の「聘珍樓(へいちんろう)」で、さっぱりとした味のコース料理を堪能。

投稿日:2014年12月7日 更新日:

聘珍樓(へいちんろう)

横浜中華街にある「聘珍樓(へいちんろう)」で、コース料理をいただきました。

どの料理もさっぱりとしていて美味しかったのですが、とくに点心が絶品です。
このレベルの点心は他のお店ではなかなか味わえません。

今日は私が頂いたコース料理の内容と感想をお伝えします。
また、同じく横浜中華街にある広東料理の老舗「萬珍樓」のお料理と店内の雰囲気を、私の視点で比較しました。

聘珍楼のコース料理

聘珍樓(へいちんろう)

「聘珍樓 横濱本店」は、横浜中華街のメイン通り・中華街大通り沿いにあります。

入り口の両サイドには竹が植えられており、落ち着いた雰囲気がとても印象的な「聘珍樓」ですが、私が伺った日はすでに師走に入っており、巨大なクリスマスツリーが飾られていました。

聘珍樓(へいちんろう)
これはロビーの様子。シックな中国風の内装に若干不似合いですが、クリスマス気分を味わえるっていいですね。年末に向けて気分がワクワクします。

「聘珍樓」には、大きく分けて「食事」と「飲茶」の2つのコースがあり、希望するメニューによって部屋が分かれています。
夫と私は食事コース希望だったので、そのために設えられた2階の部屋に通されました。

聘珍樓(へいちんろう)
こちらがその2階の様子。中国風と洋風の折衷されたシックなお部屋です。

聘珍樓(へいちんろう)
「聘珍樓 横濱本店」には、ランチメニューがありません。お昼も夜も、同じコース料理が用意されています。

食事のコース料理は、5千円台から楽しめます。
私たちは、「団欒之筵(だんらんのえん:5,600円)」という全7種類のコース料理と、オプションメニューの「窯焼き北京ダック(670円)」、そしてジャスミンティーをそれぞれ2人分注文しました。

聘珍樓(へいちんろう)
まず出てきたのは、エビの中華風うま煮やチャーシューなど4種類が盛られた前菜。どれもほどよい薄味で上品でした。

こちらのお店では、まず一皿に盛られた人数分のお料理が出てきます。いただく際には、給仕の方がそれをテーブルで分けてくださいます。
ちなみに上の写真は、1人分に分けていただいたあとの前菜の盛り合わせです。

聘珍樓(へいちんろう)
次にいただいたのは、フカヒレのスープ。

こちらも塩加減はかなり控えめ。中華というとパンチの効いた濃い味が多い中、ほっと落ち着けるようなお味のスープでした。

聘珍樓(へいちんろう)
このお料理は、説明するまでもありませんね。エビチリです。

ソースの風味が濃厚で、食べごたえがありました。

聘珍樓(へいちんろう)
続いて飲茶が3種類出てきました。

この美しい翡翠色の点心は、ニラ蒸し餃子。

聘珍樓(へいちんろう)
この餃子は中身もユニークです。

ミックスされた具材が入っているのはよくあるパターンですが、エビやニラなどがそれぞれ独立して行儀よく収まっています。

聘珍樓(へいちんろう)
給仕の方のお話では、これはトビウオを使った点心とのことでした。

トビウオというのは、おそらく、シウマイの上にのったつぶつぶ状のタマゴのことだと思います。

シウマイの中身は、ちょっと粗めの魚介のすりみのようになっています。食べたことのある食感で判断すると、エビかなと思うのですが、もしかしたらここにもトビウオが使われているのかもしれません。
プリプリとした食感が強く、しかも噛むほどに豊かな旨みが感じられる。この点心の美味しさには、夫とともに感動しました。

聘珍樓(へいちんろう)
さて、最後の点心は春巻きです。

中華料理であり、なおかつ揚げ物とは思えないほどさっぱりとしたお味に仕上がっていました。

聘珍樓(へいちんろう)
点心のあとにいただいたのは、オプションで注文した「窯焼き北京ダック」。

私は北京に何度か行ったことがありますが、北京ダックを食べるのは実は初めてです。
中国から帰国した際、私は、北京ダックを現地で食べたことがある知人から「なんであんなに美味しいものを食べなかったの?」なんて言われてしまいました。ですからいつか絶対食べてみたいと思っていました。

聘珍樓(へいちんろう)
さてそんな北京ダック、出てきた時には驚きました。一切れがあまりに小さくて薄かったので。
ちなみに上の写真で茶色く写っているのが北京ダック。正直、紙くらいの厚さしかありません。実はこの時、夫も北京ダックが初めてだったので、2人そろってビックリしました。

でも一口いただいたあとに、北京ダックはこういうものなのだと思いました。というのは、給仕の方がクレープのような薄い皮で、北京ダックをキュウリやネギなどの野菜と一緒に包んでくださったのですが、たくさんの野菜といただくのがとても美味しいと思ったから。
使われていた北京ダックはおそらく皮の部分だと思うのですが、けっこうコッテリとしていて味がしっかりしていました。ですから、一度にたくさんいただくお肉ではないと素直に思えました。

聘珍樓(へいちんろう)
続いてでてきたのは、「豚と筍、椎茸の炒め」。
お肉がとても柔らかくて、優しい味がしました。

聘珍樓(へいちんろう)
いよいよ食事の締め。ご飯ものです。「あさりとニラ入りチャーハン」。

このチャーハンは、私がこれまで食べたものの中で一番美味しいかったです。
お米の一粒一粒が、見事なまでにパラパラに仕上がっていました。さらに肉厚のアサリにはしっかりと下味がつけられており、とても味わい深い。最高でした。

聘珍樓(へいちんろう)
デザートは、「タピオカ入りココナッツミルク」をいただきました。

タピオカ。久しぶりに食べます。だいぶ前に爆発的に流行った時期がありましたよね。その頃にはゼリーとかナタデココと一緒になったデザートをよく食べたものですが、今回のデザートほどシンプルないただき方をしたのは実は初めてです。

ほのかな甘さがあるココナッツミルクに、タピオカを加えただけのとてもシンプルなデザート。でもかえってこの方が、タピオカのトロトロモチモチとした食感が楽しめると感じました。あらためてタピオカは、ココナッツミルクのまったりとした甘さによく合います。

聘珍樓と萬珍樓

ところで「聘珍樓」といえば、私は、同じく横浜中華街にある広東料理の老舗「萬珍樓」とどうしても比較してしまいます。店の名前が一文字違いですから、何となくセットにしてしまうのかもしれません。

でも今回「聘珍樓」に初めて伺って分かったのは、この2店には、お料理やお店の雰囲気にけっこう違いがあるということ。片手で数えるくらいしか伺ったことはありませんが、それでもなんとなく傾向があるように思えます。

「萬珍樓」のお料理は、中華と言っても洋食のエッセンスを取り入れた創作中華。中華料理らしいコッテリ感もあり、盛りつけが凝っています。店内の様子も、意外性や強いインパクトを感じるつくりになっているので、若い方に好まれるんじゃないかな。

一方「聘珍樓」のお料理は、和食のエッセンスが詰まった中華だと思います。さっぱりとしていて日本人が親しみやすい味。内装は洋風っぽい感じにもなっていましたが、落ち着ける雰囲気が大切にされていました。こちらは年配の方にウケそうです。

甲乙つけがたく、どちらにもそれぞれの良さがありますね。名店にふさわしい風格が感じられて、私も相応の客でありたいと思いました。

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