薬の飲み合わせがNGな食品。5つの主要な例をご紹介。

投稿日:2014年12月17日 更新日:

薬

薬の専門家・東京理科大学薬学部教授の上村直樹さんによると、薬と飲み物・食べ物のやってはいけない組み合わせがあるそうです。

今日は上村さんのお話の中から、「やってはいけない薬の飲み合わせ」の主要な例を5つご紹介します。

  1. 胃腸薬&ジュース
  2. かぜ薬&牛乳
  3. かぜ薬&酒
  4. 血圧の薬&グレープフルーツ
  5. 脳梗塞の薬&納豆

(一部情報元:「林修の今でしょ!講座」2014年12月16日放映)

胃腸薬&ジュース

ここからは5パターンの「やってはいけない薬の飲み合わせ」について、上村さんの解説をお伝えします。

まず「胃腸薬&ジュース」という組み合わせについて。

上村さんによると、胃腸薬には重曹が含まれており、胃酸を中和させる働きがあります。
でもジュースと一緒に胃腸薬を飲むと、胃にたどり着く前に、口の中で重曹がジュースの酸に反応してしまい、肝心な胃腸で薬が効かなくなってしまうそうです。

ちなみに上村さんは、胃腸薬を服用した前後30分は、ジュースを飲まないことをすすめています。

牛乳&かぜ薬

牛乳との飲み合わせがよくないのは、「ニューキノロン」という成分。
「ニューキノロン」は、病院で処方される風邪薬や、抜歯した時の薬に含まれているそうです。

「ニューキノロン」と牛乳の飲み合わせがよくない理由は、牛乳に含まれるカルシウムにニューキノロンがくっついてしまうから。そうすると薬の分子が大きくなってしまい、体内に吸収されなくなってしまうそうです。

ちなみにカルシウムを含むヨーグルトなどの食品も食べ合わせとしてはNG。さらにカルシウムだけでなく他のミネラル分を含む、スポーツドリンクやミネラルウォーターも一緒に摂らない方が良いようです。

ニューキノロンが含まれる薬は、水道水で飲むのが一番だということです。

かぜ薬&酒

アルコールを飲むと肝臓に負担がかかりますよね。一方のかぜ薬にも、肝臓で代謝される成分が多く含まれているようです。

ですからこれらを一緒に摂ると、肝臓に負担がかかり過ぎてしまいます。その結果、肝臓がオーバーフローしてしまい、肝障害などの原因になってしまうこともあるようです。注意が必要ですね。

ちなみにアルコールは、ほとんどの薬の作用を強めるそうです。薬が効きすぎてしまうと副作用が出やすくなるようですから、薬はアルコールでは飲まない方がよさそうです。

血圧の薬&グレープフルーツ

ニフェジピン(カルシウム拮抗剤)という血圧の薬とグレープフルーツを一緒に摂ると、薬の効果を高めすぎて、血圧が下がリ過ぎてしまうそうです。

ちなみにグレープフルーツを食べるだけでなく、グレープフルーツジュースを飲むのもダメ。グレープフルーツの作用が消えるまでには2~3日かかるそうですから、ニフェジピンを飲んでいる時は、グレープフルーツを食べない方がよさそうです。

脳梗塞の薬&納豆

脳梗塞で処方される「ワルファリン」という薬には、血液をサラサラにする効果があるそうです。
ただこの薬は、納豆に含まれているビタミンKと結びつくと、効果が薄れてしまうとのこと。納豆と一緒に薬を飲むと、脳梗塞のリスクを抑えるどころか逆に高めてしまいますから、とても危険な食べ合わせだそうです。

ちなみにビタミンKを含む他の食品、ブロッコリー・ほうれん草などの緑黄色野菜も食べ合わせとしてはNGだそうです。

上村さんによると、上の5パターンのうち「血圧の薬&グレープフルーツ」・「かぜ薬&酒」・「脳梗塞の薬&納豆」は、最悪の場合は死に至る危険な組み合わせだそうですから、しっかりと頭に叩き込んでおきましょう。

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