今日は「エレガントな女性になるため部屋づくり」を話題に取り上げます。
そのために、まずは片づけについて触れたいと思います。
モノがほとんどない部屋を見て、「片づいていない」と思う人は稀だと思います。おそらく多くの人が、スッキリしていると感じるのではないでしょうか。「モノがない=片付いている」という図式は、けっこう成り立つのかもしれません。
でも、単にモノが少ないだけだったら、実は、要らないモノで埋め尽くされている状態とあまり変わらないのではないか?私は最近そう考えるようになりました。
私の家の中には、あまりモノがありません。
要らないモノを発見したら、私はすぐに捨ててしまうタイプなんです。
でも、片付けコンサルタントの近藤麻理恵さん流に言えば、「ときめき」がもう少し欲しい。部屋がいくらスッキリしていても、ときめくモノに囲まれていなかったら、生活が充実しているとは言えません。
ちなみに私は女性ですが、そんなことから最近は、自分自身が可能な限り素敵な女性で居られる部屋づくりに興味があります。
部屋を自分の好きなモノで満たす

先日読んだ「エレガンス道 ――すべての所作を美しく魅せるマダム・マジック55」という本には、エレガントな女性の振る舞いを研究されている著者のマダム由美子さんが考える、魅力的な女性になるための方法が記されています。
そこにはエレガントな人の部屋づくりが、次のように分かりやすく記されています。
(部屋づくりについて)
ふつうの人は、物がないことを目指します。
エレガントな人は、自分の好きな物を並べます。
片づけというと、モノがない状態をつい目指してしまいがちです。著者は「ふつうの人」と記していますから、なにも私だけに限ったことではないようです。
一方エレガントな人は、「自分の好きな物を部屋に並べる」そうです。
もちろんその部屋には、要らないモノがたくさん放置されているとは思えません。でもそれと同じくらい、いえもしかしたらそれ以上に、大事なのは「自分の好きな物」を選択することだとおっしゃいます。
自分が惹かれるモノは何なのか。エレガントな女性は、それを知っているようです。
ところでマダム由美子さんは、エレガントな部屋づくりを実践するきっかけとして、身の回りの半径50センチ以内の空間づくりから始めることをすすめています。
まずは目につくところに、自分が心の底から好きだと思える物や、五感が喜ぶ物を集めて、プチ・エレガント空間をつくってみる。そうすると、それが自然に部屋全体に波及していき、ついにはライフスタイル自体がエレガントに変化するそうですよ。
ちなみに私の場合は、半径50センチ以内に一番欲しいモノは花でした。特にピンク・オレンジ・黄色といた暖色系の花。
いつも身近で大好きな花のパワーを感じられるように、部屋を整えてみようと思います。