怪味ソースのレシピをご紹介します。
怪味ソースとは、中国の四川省生まれの「怪味」という調味料のこと。
台湾料理にもよく使われます。
ちなみに、「怪味ソース」の日本での読み方は、「かいみソース」。
四川料理の調味料といえば、花椒や豆板醤がとても有名ですが、怪味ソースは、花椒や豆板醤の辛味だけでなく、ゴマの風味や酢の酸味など幅広い味が楽しめるのが特徴です。

調味料に詳しい料理研究家の青木敦子さんによると、怪味ソースの作り方はとても簡単。
身近な食材を混ぜるだけで簡単に作れます。
青木さんは、「お得版 調味料を使うのがおもしろくなる本 (扶桑社文庫)」をはじめとした、調味料に関する本を執筆しています。
(一部情報元:日本テレビ「スッキリ!」2015年1月29日放映)
怪味ソースのレシピ
「怪味ソース」のレシピです。
砂糖 | 大さじ2と1/3 |
酢 | 大さじ1 |
醤油 | 大さじ2と1/3 |
ラー油 | 小さじ1と1/2 |
豆板醤 | 小さじ1 |
練りゴマ(白) | 大さじ2 |
ショウガのすりおろし | 小さじ1/2 |
ニンニクのすりおろし | 小さじ1/2 |
ネギのみじん切り | 5センチ |
花椒 | 小さじ1/2 |
- 材料すべてを混ぜたらできあがり。
この怪味ソースをひと口食べると、はじめにゴマの風味と酢の酸味が感じられ、そのあとに花椒のしびれる感覚と唐辛子の辛味が楽しめます。
怪味ソースは味がとても強いので、焼きうどんのようなタンパクな素材の味つけによく合うようです。
ところで青木さんによると、怪味ソースを他の調味料と混ぜてアレンジしても楽しいそうです。
たとえば、マヨネーズを加えてコクを出したり、中濃ソースと合わせてお好み焼きなどの粉物料理に合わせたり、また焼肉のタレを足して卵料理に使っても美味しいということです。
料理に幅広く使えて便利ですね。
保存は、冷蔵庫で1週間程度が目安です。
なお、青木さんおすすめの怪味ソースを使った料理のレシピを、コチラの記事で紹介しました。
リンク先も合わせて参考にしてください。