新宿・曙橋にある花屋「フォローリスト・カノシェ」は、日本経済新聞が選んだ「女性に送る宅配花束ランキング」で全国第3位に選ばれる一流フラワーショップです。
今日は、そんな人気花屋の店主・加納康嗣さんがすすめる「しおれた花を元気にする方法」と「花を長持ちさせる方法」をご紹介します。
(一部情報元:TV「ジョブチューン」2015年2月7日放映)
しおれた花を復活させる方法
加納さんによると、しおれた花を元気にする最も簡単な方法は、切り口を熱湯につけることです。
ちなみにこのテクニックは「湯あげ」と呼ばれ、どこの花屋さんでも行われているそうです。
「湯あげ」は次のような手順で行います。
- しおれた花の花びらや葉に蒸気が当たらないように、茎の先端以外はすべて新聞紙で包む。
- 茎の先端を2~3センチ切る。
- 切った先端を熱湯に30秒ほどつける。
- 冷水にしばらくつける。
茎の切り口を熱湯につけると、切り口から気泡が出てきます。茎の中の空気が温められて膨張し、外に押し出されるためです。空気が切り口から抜けると、今度はそのかわりに水が吸い上げられるというわけです。
上のような手順で湯上げを行うと、ものにもよりますが、およそ30分ほどで花が元気になるということです。
花を長持ちさせる方法

ところで花を長持ちさせるためには、水をマメに取り替えることが最も大事だそうですが、毎日水を替えるのって意外と大変ですよね。
そんな時には、花瓶に市販の延命剤を入れるのが手っ取り早くておすすめだそうです。ちなみに上の画像は、今アマゾンで一番人気がある延命剤「フローリスト」です。
また延命剤がない場合は、キレイな状態の10円玉を3~4枚くらい入れると、銅イオンの働きで水を清潔に保つこともできるようですよ。
最後に電子書籍のご紹介です。
「仕事が楽しいってどういうこと?」という電子書籍には、人気花屋の店主・加納さんのインタビュー記事が掲載されています。ご興味のある方は、こちらも合わせてご覧ください。