昨日、リコーのデジカメ、GR DIGITAL IVを買いました。
これまでは、ブログ用の写真をiPhone4で撮っていたんです。便利なんですよね、iPhone。いつでも気軽に撮れて。しかもデータはiCloud経由で自動でパソコンに転送される。余計な荷物が増えることもありません。記録用のカメラとしてはベストだと思います。
でも、ラクな反面、物足りなさも感じるんです。手ブレしやすいし、画質も良くないし。iPhone5ではかなり機能がアップしているようですが、それでも、あの小さなレンズ自体は変わっていないので、カメラのためだけに乗り換えるほどの進化ではなさそうです。
やはり、餅は餅屋。荷物は一つ増えるけれども仕方がない。横浜のヨドバシカメラで購入してきました。
一眼レフを買わなかった理由
RICOH GR DIGITAL IVはコンパクトデジタルカメラです。一眼レフではありません。当然、高性能な一眼レフと比べて機能は劣ります。でも、いいんです。いまの私にとっては、一眼レフはゴッツ過ぎます。
実は私、学生時代にカメラに凝っていた時期があるんです。まあ、フィルムカメラの時代ですが。ちなみに、現像所でバイトもしてました。
で、その時期に、学生にとっては高価な一眼レフを持っていまして、撮影の度にそれを担いで行くわけですね。カメラと数種類のレンズ、それら自体も結構な重量なんですが、衝撃から保護するために、ちょっとしたクーラーボックス位のバッグに入れて持ち運ぶんです。
いやー、結構たいへんでした。一眼レフを使いこなすには、それなりの情熱が必要です。今回は、普段使いのカメラが欲しかったので、一眼レフは選択肢からは外しました。
GR DIGITAL IVのここがイイ!
今回、リコーのGR DIGITAL IVに決めた理由は、以下の3つです。
- 細かな設定ができる上に、過去に登録した設定を素早く呼び出せる
GR DIGITAL IVは、絞り値・シャッタースピード・露出などをマニュアルで設定し、あらかじめ登録しておくことができます。この機能のおかげで、デフォルトの設定に物足りなくなったとしても、長く使うことができそうです。 - 高機能なわりに、そこまで重くない
機能を絞ったデジカメであれば、100グラム程度の軽量のものも販売されています。GR DIGITAL IVは、バッテリーとメモリーカード込みで219グラム。最軽量のタイプと比べると2倍以上の差です。性能を抑えて軽くするか、高性能で重さもそれなりのものを選ぶか。これは、それぞれの好みになってしまいますよね。
実際に持ってみるとわかりますが、2倍といっても大した重さではありません。私としては、この機能でこの重さなら、じゅうぶん許容範囲です。 - 接写に強い
マクロ撮影時、1センチの距離でも撮影することができます。食材などの写真を撮影するとき、接写に強いのは助かります。
ちなみに大きさはこんな感じです。
横幅が11センチ弱、高さは約6センチ、奥行きが3センチ強。手の平に収まるサイズなので、持ち運びが苦になりません。
パソコンとの連携
パソコンと連携する際には、Eye-Fiカードがとても便利です。いちいちカードを抜き差ししなくても、PC(マックやスマホも可)とデジカメの電源を入れておけば、自動でPCにデータが送信されます。
送ったデータは、自動的にEye-Fiカードから削除するよう設定することもできるので、カードの容量を気にせず使えます。
ブログ用写真の撮影に使うだけであれば、4GBのカードで十分だと思います。
iPhoneとの比較
iPhone4のカメラと比較してみました。
【iPhone4】
【GR DIGITAL IV】
iPhone4で撮影したものは、色が鮮やかな分、一見すると鮮明に撮影できているように感じます。しかし、画質をよく比較してみると、iPhone4の方は、赤や黄色などが飛んでいて、描画の粗さが目立ちます。GR DIGITAL IVの方が、より細かい部分まで表現できています。
GR DIGITAL IVで撮った写真たち
GR DIGITAL IVで撮影された写真をflickrから拾ってきたので、ご紹介します。
皆さん、上手ですね。
まとめ
GR DIGITAL IVを買ってからまだ一日。当然、機能のすべてを把握できているわけではありませんが、デフォルトの設定でも十分使えます。とっつきやすく、しかも奥が深い。ブログ写真撮影用として、長く使っていけそうなカメラです。
Try! RICOH GR DIGITAL IV – DNG Lightroom by 246-You
Sunset in Chojagasaki by Jun Takeuchi
_0014471.jpg by Ryo(りょう)
Walking Tokyo – Machida-city – GRD4 by 246-You