仕事や家事をサクサクとこなすには、睡眠をしっかりと取ることが必要不可欠です。
睡眠がちょっと不足するだけで、次の日のパフォーマンスが恐ろしく落ちてしまう私は、日頃から色々と気をつけています。
たとえば、夜は必ず湯船に浸かるとか、寝る前にパソコンを絶対いじらないとか、カフェインの強い飲み物を飲まないとか。
でも今日放映されたテレビ番組によると、意外なモノが、私の睡眠を阻害していたようです。それは毛布。
毛布で体を覆うとふかふかした感触がとても気持ちがいいですよね。でもその感触が、実は逆に睡眠を妨げてしまうようなのです。
そう指摘されているのは、杏林大学医学部・精神神経科医の古賀良彦先生。
古賀先生は、「熟睡する技術」など、睡眠と脳の関係に関する本を執筆されています。

今日は、古賀先生のお話から、毛布が睡眠を妨げる理由をお伝えします。
(情報元:TV「ジョブチューン」2015年2月21日放映)
毛布が睡眠を妨げる理由
古賀先生によると、毛布を体に直接かけて寝ると安眠できないそうです。
その理由は、毛布が体を刺激してしまうから。
人間は睡眠中に20回ほど寝返りをうつそうですが、その際に毛布が体に当たって、思わぬ刺激になってしまうとおっしゃっています。
意外ですね。毛布ってふかふかして気持ちいいと思っていましたが、毛足が長いところに少々問題があるようです。
ちなみに毛布にカバーをつけると、この問題は解決します。コットン製のカバーにすると汗も吸い取ってくれるので、一石二鳥だそうですよ。
カバーをかけてしまうと、せっかくの毛布の触感が楽しめませんが、熟睡を妨げてしまうんだったらしょうがない。わが家でもさっそくカバーをかけて使おうと思います。
ところで、就寝時の思わぬ刺激といえば、私は思い出すことがあります。
芝大門いまづクリニックの今津嘉宏先生によると、就寝時の靴下も熟睡を妨げてしまうようです。
その理由は、体が靴下の締め付けを敏感に察知してしまうから。人間の体は思っている以上に小さな刺激に対して反応しているようですよ。
詳しくは別記事に記しましたので、下のリンク先をご覧ください。
「就寝時の冷え取り靴下は、不眠の原因。名医がすすめる熟睡する方法。」
毛布も靴下も、使い方によって体にストレスを与えるものになってしまうようです。しっかりと睡眠をとりたい場合は要注意ですね。
画像引用元:Sleeping by Moyan Brenn