
腸に良いヨーグルトの食べ方をご紹介します。
便秘の名医・順天堂大学の小林弘幸教授がすすめる食べ方です。
腸の調子を整えるにはヨーグルトを積極的に摂るとよいとよく言われますが、ただやみくもに食べているだけではモッタイナイようです。
はちみつを加えるなど、食べ方に注意すると、ヨーグルトの効果をより活かすことができるそうですよ。
(一部情報元:テレビ朝日「林修の今でしょ!講座」2015年3月10日放映)
腸に良いヨーグルトの食べ方
まず、ヨーグルトがなぜ腸に良いのか、その理由に触れます。
小林先生によると、ヨーグルトには乳酸菌やビフィズス菌といった善玉菌が多く含まれています。
それらには腸にバリアを張り、細菌や炎症から守ってくれる働きがあるそうです。
ちなみに、腸の調子を整えるためには、ヨーグルトだけでなく、食物繊維も一緒に摂る必要があります。
善玉菌は食物繊維があってはじめてその威力を発揮すると、小林先生はおっしゃっています。
さて、小林先生がすすめる、腸に良いヨーグルトの理想的な食べ方は次の通りです。
- 朝と夜で違うメーカーのものを食べる
- ハチミツを入れて食べる
朝と夜で違うメーカーのものを食べる
小林先生によると、ヨーグルトは、メーカーによって含まれている菌の種類が異なります。
同じヨーグルトばかり食べていると同じ種類の菌ばかりが腸内に増えてしまい、そうした環境では菌は怠けてしまうのだとか。
一方、違うメーカーのヨーグルトを摂ると、別の菌も入って刺激になり、菌がより活発に働くようになるそうです。
ハチミツを入れて食べる
また、ハチミツには、乳酸菌やビフィズス菌のエサになるオリゴ糖が豊富に含まれています。
そのため、ヨーグルトにハチミツを加えて食べるのがおすすめだそうです。
ヨーグルトの摂取量とハチミツを加える量

それでは、ヨーグルトは一日にどれくらい摂取したら良いのでしょうか?
また、ハチミツはどの程度加えると効果があるのでしょうか?
ヨーグルトとハチミツの摂取量に関しては、これからご紹介するお2人の医師のアドバイスを参考にしてください。
西小岩ファミリークリニック院長の永妻啓介先生は、違うメーカーのヨーグルトを朝と夜で100gずつ、1日で200g食べているそうです。
また、日本橋レディースクリニック院長の野澤真木子先生は、器1杯のヨーグルト(200gくらい)に、スプーン2杯程度のハチミツを加えて食べているそうです。
腸のために積極的にヨーグルトを食べているという医師は、永妻先生や野澤先生、そして小林先生だけでなく、他にもたくさんいらっしゃるようですよ。

ところで、小林先生は「ヨーグルトを温めて食べる」のも良いとおっしゃっています。
ヨーグルトを温めると、ヨーグルトに含まれる乳酸菌の動きが活発になるので、腸の調子が良くなり、ダイエットにもおすすめだそうです。
ちなみに、私は、この食べ方を実践していて、便秘に効くと感じています。
ハチミツも加えて食べています。
レンジで軽くチンするだけなので、調理もとても簡単ですよ。