世界最大の柑橘類と言われている「ばんぺいゆ(晩白柚)」のユニークな食べ方をご紹介します。
ばんぺいゆの皮を使った「ばんぺいゆの砂糖漬け」のレシピです。
ばんぺいゆはザボンの一種で、見た目もザボンにそっくりです。
でも大きさは、ばんぺいゆの方が勝っており、大きさは直径25センチ・重さは1.8キロほどになることも珍しくないようです。
ばんぺいゆの旬は12~2月。
皮は厚く2~3センチほどあり、身には、程よい酸味とグレープフルーツよりも強い甘みがあります。
さて「ばんぺいゆの砂糖漬け」は、普通だったら捨ててしまう厚い皮をいかした甘いお菓子です。
レシピを教えてくださったのは、ばんぺいゆの名産地・熊本県八代市で、ばんぺいゆ農家を営む中西薫さんです。
(レシピ情報元:テレビ朝日「あさチャン」 2015年3月2日放映)
ばんぺいゆの砂糖漬けの作り方
中西さんが考案した「ばんぺいゆの砂糖漬け」は、ばんぺいゆの皮と砂糖を用意するだけで簡単につくれます。
材料
ばんぺいゆの皮の白い部分 | 100g |
水 | 200g |
砂糖 | 250g |
熱湯 | 適量 |
グラニュー糖 | 適量 |
作り方
- ばんぺいゆの皮をむき、皮の黄色い部分をそぎ落とす。
- 残った皮(厚みのある白い部分)を熱湯に5分浸し、冷たい水で洗ってアク抜きをする。
- 2の作業を合計3回繰り返す。
- 鍋に水(200g)と砂糖(250g)を加えて沸騰させる。
- 3のばんぺいゆの皮を鍋に入れ、しばらく煮込んで甘みを吸わせる。
皿に取り出して冷ます。 - グラニュー糖をまぶしたらできあがり。
中西さんによると、「ばんぺいゆの砂糖漬け」は、ばんぺいゆ独特のほのかな苦みも残した甘いお菓子だそうです。
皮だけで料理が一品できるなんて嬉しいですね。
もしかしたら、ザボンの皮を使っても、同じようにして砂糖漬けがつくれるんじゃないかな。