ナンプラーって便利ですよね。冷蔵庫の中に大した食材がなくても、ひとかけしただけで、コクのある美味しい料理がすぐにつくれます。たとえ肉や魚がまったく入っていなかったとしても、ナンプラーは、お料理にしっかりとした旨味を与えてくれます。
「今日は焼うどんにでもするか!」。私がそう思う時って、だいたい、残り物で食事をつくりたい時なんです。焼うどんだったら、意外とどんな食材でも具になりますからね。
そこで、ナンプラーの登場。気の利かない材料ばかりでも、ナンプラーがあると立派な一品になっちゃうんですよね。
焼うどんとナンプラーは、わが家では、こんなふうに切っても切れない関係です(笑)。
そんなわけで、ナンプラーで味付けした焼きうどんの作り方をご紹介します。
【2人分】
- 鶏もも肉 130g(一口大に切る)
- 白菜 大きめの葉を2枚(適当な大きさに切る)
- 長ねぎ 1本(ななめ薄切り)
- にんじん 1/4本(短冊切り)
- 油 大さじ1
- にんにく 大1かけ(薄切り)
- しょうが 少々(細めの短冊切り)
- 鷹の爪 2/3本分(細かく切る)
- 酒 大さじ2
- 塩 小さじ3/4
- ナンプラー 大さじ1と1/2
- こしょう 少々
- 生うどん 360g
- うどんの茹でるために鍋に湯を沸かす。
- 温めたフライパンに油を敷き、にんにく、しょうが、鷹の爪を投入。よい香りが出てきたら、鶏肉を加えてさっと火を通す。
- 1に白菜の軸の部分、長ねぎ、にんじんを加えてある程度火を通す。
- 3の上に白菜の葉をのせ、酒を回しながらかける。蓋をして暫く加熱し、すべての具材に火を通す。塩、ナンプラー、こしょうで調味する。
- 1の鍋でうどんを茹でる。
- 水気を切ったうどんを4のフライパンに入れ、具材とともにさっと炒める。お皿に盛ったら、できあがり。
材料です。ナンプラーで味つけする場合、私はいつも、生姜をたっぷりめに加えます。ナンプラーの本場タイでも、カーという生姜に似た食材とナンプラーの風味とを合わせた「トムヤンクン」のような料理がありますが、ナンプラーに生姜って合うと思うんですよね。
はじめに、ニンニク、ショウガ、鷹の爪を炒めます。
ニンニクとショウガのよい香りが出たところで、鶏肉を投入します。
白菜の軸の部分、また、にんじんなど火の通りが悪いものから先に炒めます。
具材にある程度火が通ったら、白菜の葉をのせて、酒をまわしかけ、蓋をして加熱します。
具材が整いました。
うどんを茹でます。今日はちょっと太めの生うどんを使いました。
できあがり。
残っていた食材でつくったわりにはちゃんとできました。
ナンプラーが良いアクセントになっています。是非お試しください。