パスタを生の中華麺のような食感に変える裏ワザをご紹介します。
乾燥パスタを重曹と一緒に茹でることで、モチモチとした食感に。
情報元のテレビ番組によると、この裏ワザは、海外にいる日本人が、ラーメンを食べたいと思って考案したレシピだそうです。
(レシピ情報元:日本テレビ「ヒルナンデス!」2015年3月11日放映)
乾燥パスタを中華麺に変える裏ワザ
乾燥パスタを生の中華麺に変えるには、パスタを次のような手順で茹でます。
ポイントは2つあります。
1つは、塩と同量の重曹を加えること。
もう1つは、通常の茹で時間より2分長くパスタを茹でることです。
水 | 1リットル |
塩 | 大さじ1 |
重曹(食用) | 大さじ1 |
乾燥パスタ | 適量 |
- 鍋に水を入れ沸騰させる。
- 塩と重曹を加える。
- パスタを、通常の茹で時間よりも2分長く茹でる。
このように茹でたパスタは、普通に茹でたパスタと比べると、ちょっと太く、やや茶色っぽくなります。
ラーメンの麺のように、柔らかくモチモチっとした食感に仕上がるそうです。
ところで、なぜ重曹を加えて茹でると、パスタが中華麺のようになるのでしょうか。
ごく普通のラーメンの麺は、小麦粉にかん水というアルカリ塩水溶液加えて、黄色い色と麺の縮れ具合を出しています。
同番組によると、重曹にはかん水と同じような効果があるそうです。
面白いですね。
パスタで本格的な中華麺がつくれるんだったら、もう中華麺を買う必要がありません。
ちなみに、中国にいる私の友人の話では、日本でよく食べられている黄色く縮れた中華麺は、現地ではとても珍しいようです。
黄色く縮れた中華麺は、中国のなかでも北西部のごく一部の地域だけで食されているのだとか。
この辺りの水質が影響して、むかしから独特の麺がつくられているそうです。
そういえば、私が中国でこれまで食べたラーメンは、一度も麺が縮れていませんでした。
黄色く縮れた中華麺は、日本独特の麺と言えるのかもしれません。