手をなるべく汚さずに、トンカツをつくる方法をご紹介します。
必要なものはマヨネーズ。
ごく一般的なトンカツは、小麦粉・卵・パン粉で衣をつくりますが、小麦粉と卵の代わりにマヨネーズを使います。
マヨネーズを使うと、驚くほど簡単に衣をつけることができます。
ちなみにこの裏ワザは、最近テレビなどでよく話題になっています。
昨日は、タレントの坂上忍さんと辻仁成さんが出演するテレビ番組が、このマヨネーズを使った衣づくりを「得ワザ」に認定していました。
またその前の日には、クックパッドの編集長が、イチ押しの裏ワザとして紹介していました。
(一部情報元:日本テレビ「あのニュースで得する人損する人」2015年3月12日放映・「ヒルナンデス!」2015年3月11日放映)
マヨネーズでトンカツの衣づくり
マヨネーズを使った、簡単なトンカツの作り方です。
塩・コショウ
マヨネーズ
パン粉
揚げ油
- 豚肉に塩・コショウなどで下味をつける。
- 肉の上面と周りにマヨネーズを塗る。
- マヨネーズを塗った面を下にし、バットに広げたパン粉の上にのせる。
- もう片面にもマヨネーズ・パン粉をつける。
- 5~6分揚げたらできあがり。
豚肉にマヨネーズを塗る時は、スプーンやバターナイフを使うと便利です。
この方法でトンカツをつくると、マヨネーズによって肉の旨みが増すので、坂上さんいわく、ソースなどかける必要がなく、塩だけでシンプルにいただくことができます。ビールによく合うとおっしゃっていました。
マヨネーズのベトベトした感じはなく、衣はサクサクとした食感に仕上がるようです。
またお味の方はマヨネーズ風味になるのではと心配になりますが、その点も問題はないとのこと。
揚げている最中にマヨネーズのにおいはしますが、仕上がりは不思議とマヨネーズの味がしないそうです。
ちなみに私も、この方法でトンカツをよく作ります。
手を汚さずに簡単に衣がつけられるので、この裏ワザがとても気に入っています。
揚げ物をつくるストレスが、これだけでかなり軽減されますよ。
ただ、衣をしっかりつけたい場合は、小麦粉&卵の組み合わせにはかないません。
マヨネーズだとちょっと薄づきな感じになります。この辺りはお好みですね。
マヨネーズが小麦粉と卵の代わりになる理由
ところでなぜマヨネーズは、衣をつくる上で小麦粉と卵の代わりになるのでしょうか。その理由を最後にお伝えします。
情報元のテレビ番組によると、トンカツの衣をつくる場合、小麦粉には肉と衣を密着させる役割が、卵にはパン粉をはがれにくくする役割があります。
マヨネーズはクリーム状なので肉と衣をつけることができ、なおかつ卵が使われているので、ちょうど小麦粉と卵をつけたのと同じようになるそうです。
またトンカツを揚げるとなぜマヨネーズの味がしなくなるのでしょうか。
それは、加熱することでマヨネーズの酸味飛んでしまうからだそうです。
しかもマヨネーズはもともと調味されているので、トンカツにコクや旨みを与えてくれるというオマケつきです。
このマヨネーズを使った裏ワザを知ってから、私は自宅で揚げ物をする頻度がグッと増えました。
体に良いことかどうかは分かりませんが、料理がかなりラクになり、家族は大喜びしています。