
タレントの坂上忍さんが考案した「ロールレタス」のレシピをご紹介します。
「ロールレタス」とは、変わりロールキャベツのこと。
キャベツの代わりにレタスを使って、具材を包みます。
レタスを使うと、下茹でする手間が省けるので時短になり、シャキシャキとした食感が加わります。
そして、具材には餅とプチトマトを加え、食感をアップさせます。
坂上さんらしい斬新なレシピです。
味と食感にメリハリがある、食べ応えのあるロールレタスができますよ。
(一部情報元:日本テレビ「有吉ゼミ」2014年11月10日放映)

「ロールレタス」のレシピです。
レシピの分かりにくい工程は、後ほど写真をもとに説明します。
材料
レタス | 外側の大きめの葉4枚 |
餅 | 1個 |
プチトマト | 4個 |
コンソメスープ | 400~500ml |
乾燥パスタ | 少々 |
あいびき肉 | 200g |
玉ネギ | 1/2個 |
パン粉 | 大さじ3 |
卵 | 1/2個 |
牛乳 | 少々 |
塩・コショウ | 少々 |
ナツメグ | 少々 |
デミグラスソース | 1缶 |
赤ワイン | 少々 |
バター | 少々 |
ロールレタスの作り方
- レタスは芯の硬い部分を包丁の背で潰し、餅は4等分する。玉ネギはみじん切りにする。
- 【タネを作る】タネの材料すべてをボールに入れ、粘りが出るまで手でよく混ぜる。
- 【成形する】レタス1枚の上に4等分した2をのせ、その上に餅を2切れのせる。普通のロールキャベツのようにレタスで包み、巻終わりを短く切った乾燥パスタで止める。
あともう1枚のレタスも同じように包む。
残りの2枚のレタスは、餅の代わりにプチトマトを2個ずつ入れて包む。(レタスの包み方は、下の写真を参考にしてください。) - 【煮込む】鍋に3を入れ、コンソメスープを注ぎ、フタをして5分煮込む。
- 【ソースを作る】ソースの材料すべてをフライパンに入れ、さっと火を通す。
- 4を皿に盛り、5をかけたらできあがり。
写真をもとに、レシピを説明します。

工程3のレタスの巻き方は、この写真を参考にしてください。
ロールレタスは、餅入り2個・プチトマト入り2個の合計4個ができます。
餅入りは、レタス1枚の上にタネ(1/4量)と餅(2切れ)をのせ、普通のロールキャベツのように包みます。
そして、巻き終わりを、短く折った乾燥パスタで止めます。
プチトマト入りは、餅(2切れ)の代わりにプチトマト(2個)を入れ、同じように包みます。
それぞれ、長辺8センチくらいの、大きなロールレタスができます。
ロールレタスは、キャベツの代わりに、レタスを使って具材を包みます。
レタスを使うと、面倒な下茹でをしなくて良く、煮込んだ後もシャキシャキとした食感が残ります。
また、具材には餅とプチトマトを加え、食感をプラスします。

レタスで具材を包んだら、鍋に入れ、コンソメスープを注ぎ、フタをして5分煮込みます。
ちなみに、コンソメスープは量が少なめになっているので、ロールレタス4つがぎりぎり入るくらいの、容量がなるべく小さい鍋を選ぶといいですよ。
きっちり鍋に入れると、ロールレタスが9割ほどスープに浸ります。
このようにして加熱すると、型くずれしにくいというメリットもあります。

続いて、ソースを作ります。
デミグラスソース・赤ワイン・バターをフライパンに入れ、さっと火を通したらできあがりです。
ロールレタスのソースは、市販のデミグラスソースを使い、調理時間を短縮します。
赤ワインとバターで風味づけすると、味に深みが出ます。

ロールレタスを皿に盛り、ソースをかけたらできあがり。
このロールレタスは、レタスのシャキシャキ感と、餅のとろっとした食感がもっとも印象的です。
デミグラスソースと餅という組み合わせは違和感を感じるかもしれませんが、口当たりがどちらもマイルドなので、けっこう合います。

市販のデミグラスソースは、そのままだと味がぼんやりしていますが、赤ワインとバターが加わることで味が引き締まり、美味しくなります。
良くできた手作りのデミグラスソースには及びませんが、ロールレタスとソースを別々にしているので、全体的には味にメリハリがあり、食べ応えがあります。
また、プチトマトの酸味が、良いアクセントになっています。
このロールレタスは、味と食感にメリハリを出す工夫が色々となされていて、しかも時短。
いいレシピですよ。