やまでら くみこ のレシピ

人気レシピの作り方を分かりやすく紹介します。

スミソニアン学術協会 アートの検閲行為のその後

投稿日:2011年2月7日 更新日:

スミソニアン学術協会の検閲行為のその後

 スミソニアン学術協会の最高経営責任者であるWayne Clough氏は、ナショナルポートレートギャラリーで行われている”Hide and Seek: Difference and Desire in American Portraiture” に展示されていた David Wojnarowicz氏のビデオ作品の撤去を指示した人物です。その後、彼のこの行為はアートの検閲行為だとの非難の声が上がりました。

 スミソニアン学術協会の役員会は、この問題について、”優れた専門家との協議無しで、作品の撤去などすべきではない。“との勧告を出しました。そして今後のスミソニアンの指針について、展覧会のプランニングの段階で、広く情報提供したり、また多くの人の反応を伺う機会を提供するべきだ。と言っています。

 Clough氏は今回の件について殆ど独断で指示を下したようです。彼は役員会で手厳しく非難叱責されました。けれども彼の辞任問題には至っていないようです。役員会は、彼を引き続きリーダーとして信頼していく意向を明らかにしています。

 スミソニアンの美術展に対するいい加減な態度が浮き彫りになり、ずさんな内部事情が明らかになったように思います。役員会はClough氏を叱責したと言っていますが、役員会のメンバーもClough氏も似たようなものだったのでは?ロサンゼルスタイムズの記事には、”私達は、彼らの考えのより良い利点を得る必要がある。そして彼らに情報に通じていて欲しいと思う。私達は彼らにそうしてもらうことが出来たはずだ。”と語っています。

 

参考資料

Despite rebuke,smithsonian regents say they support Clough

January 31, 2011  Los Angeles Times

 

スポンサーリンク

関連記事

アートの検閲議論 アンディウォーホール美術財団 vs スミソニアン学術協会 

アンディウォーホール美術財団は、アメリカのカトリック教団体(The league for Religious and Civil Right…

no image

アートの検閲行為の波紋

 カナダのアーティスト AA Bronson 氏が、先日のスミソニアン学術協会の検閲行為に対して異議を申し立て、自身の作品を問題の展覧会から…

no image

中国で感じた表現の自由度について―美術家アイ・ウエイウエイ氏が警察に拘束される。彼の表現はさらに研ぎ澄まされるに違いない。―

中国の美術家アイ・ウエイウエイ(艾未未)氏の行方が分からなくなっているそうです。 ニューヨークタイムスによると、アイ・ウエイウエイ…

ベネチアビエンナーレ:アハメド・バショーニー(Ahmed Basiony)氏の”カイロでの抗議を撮った映像作品”はアートなのか?

30 Days of Running the Place Ahmed Basiony (1978-2011) Egypt pavilion …

中国本土の現代美術コレクターで活気づく、香港のアートマーケット

(中国在住のアーティスト張暁剛(Zhang Xiaogang)の作品“Forever Lasting Love”は、先月サザビーズ香港で1億…

ピックアップ記事

ジャクソン・ポロックのドリッピングを科学する。

ジャクソン・ポロックが描いた「ドリップ・ペインティング」は、一見、子供…

村上隆のゲルニカ。「五百羅漢図」

村上隆さんの大規模な回顧展「Murakami-Ego」が、2月9日から…

コンクリート製「トリュフ」に暮らす(建築家:アントン・ガルシア=アブリル)

天然の岩の内部をくりぬき、そこに窓を設置したかのような構造物。これは、…

ロッククライマーがつくる彫刻  ダグ+マイク・スターンの「ビッグ・バンブー」

写真をご覧ください。木材を積み上げてつくられた、巨大な鳥の巣のような構…

音が描く模様。聞こえない音の視覚的な美しさ by カールステン・ニコライ(Carsten Nicolai)

子どもの頃、私は、雷が大嫌いでした。降りしきる雨の中、突然に光る空、そ…

セザンヌの絵が解き明かす、現代の脳科学

画家セザンヌが生きた19世紀、人間の感覚は、外の世界のありのままの姿を…

刺青から紐解く炭鉱夫の恐怖。山本作兵衛の世界

2011年5月、画家山本作兵衛の絵が、日本で初めて世界記憶遺産に登録さ…

地中美術館の「モネの一室」が素晴らしい。オランジュリー美術館との比較。

「睡蓮」によって大装飾空間をつくり出す。 晩年のモネのそうした構想をも…

杉本博司の護王神社。この神社に直島の神は宿るのか?

瀬戸内国際芸術祭の開催地である直島で、「家プロジェクト」というアートプ…

モノに喋らせる。皿が泳ぐプール。 by セレスト・ブルシエ=ムジュノ(Céleste Boursier-Mougenot)

20世紀のアメリカで活躍した美術家、マルセル・デュシャンは、当時のアー…

サイト内を検索

このブログについて

このブログは、鎌倉在住の主婦が綴るレシピサイトです。

これは皆んなでシェアしないともったいない!と思った事柄を記事にしています。

最近の話題は、こんな感じです。

  1. 人気の簡単料理のレシピ
  2. 夕食やお弁当の節約献立
  3. 忙しくてもラクチンな作り置き
  4. 無理なく続けられるダイエットレシピ
  5. 食材の基本的な調理法や保存方法