
イチゴババロアを作りました。
牛乳を使わず、泡立てた生クリームをたっぷりと加えたので、ムースのようなふわふわっとした軽い食感に仕上がりました。
ちなみにババロアとムースには、製法上の違いはないようです。洋菓子の本場フランスでも、その作り方の違いが議論の的になるほど、区別しづらいそうです。
今回作ったデザートには、ババロアという名前のデザートから連想する、ぷるぷるっとした食感はありません。
むしろムースのような、ふんわりとした口当たりの方が強く感じられます。
「いちごババロア」を作ろうと思って出来上がった、今回のデザート。
もしかしたら、「いちごムース」と言っても良いのかもしれません。
ムースみたいなババロアのレシピ

ムースみたいな「イチゴババロア」のレシピです。
イチゴのジュース(※) | 100cc |
生クリーム | 100cc |
卵黄 | 2個分 |
グラニュー糖 | 35g |
ブランデー | 大さじ1(11g) |
粉ゼラチン | 3g |
飾り用のイチゴ | 適量 |
イチゴのジュース(※) | 大さじ2 |
グラニュー糖 | 大さじ3/4 |
ブランデー | 小さじ1/2 |
※イチゴをミキサーにかけてジュースにしたもの。
- ブランデー(大さじ1)に、イチゴのジュース(100cc)のうちの大さじ1を加える。そこに粉ゼラチンを加えて溶かす。
- 残りのイチゴジュース(100ccから大さじ1を引いた分量)を小鍋に入れ、80度まで温める。
- ボールに卵黄・グラニュー糖を入れ、泡立て器で白っぽくなるまですり混ぜる。そこに2を少しずつ加えながらよく混ぜる。
- 3を2の鍋に戻す。泡立て器でかき混ぜながら、ごく弱火で80度まで温める。火を止める。
- 4に1を加えてよくかき混ぜる。
- 5の鍋底を氷水の入ったボールにつけて冷ます。もったりとしてきたらボールから外す。
- 生クリームを8分立てにする。これを6に加えて混ぜる。
- 好みの型に流し、冷蔵庫で最低20分冷やし固める。
- 【イチゴソースをつくる】イチゴソースの材料すべてを鍋に入れ、さっと煮立たせる。冷ます。
- 8を器に盛り、その上にイチゴを飾る。さらにその上に9をかけたらできあがり。
ちなみに、作り方2・4で80度まで加熱する理由は、卵黄を半煮えの状態にして、とろみをつけるためです。
できあがりは冒頭でもお伝えしたとおり、ムースのようなふわふわっとした感じになります。
なおこのデザートは、型からツルンと外すことは出来ません。
型に入ったままの状態をスプーンですくって頂くか、冒頭の写真のように、アイスクリームを扱う要領で器に盛り付けます。
イチゴのソースをつくってかけてみましたが、そのままでも美味しいですよ。