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直島のホテル、ベネッセハウス「ミュージアム」に宿泊。ちょっと期待し過ぎたかも。

投稿日:2010年9月22日 更新日:

直島 瀬戸内国際芸術祭

安藤忠雄さんが設計した直島のホテル「ベネッセハウス」は、4つの棟に分かれています。
オーバル、ミュージアム、パーク、そしてビーチ。
そのうちオーバルとミュージアムはコンクリートで出来ていて、パークとビーチは木造です。

今回、私たち夫婦はミュージアム棟に泊まりました。
ミュージアム棟はベネッセミュージアムの中にあり、部屋の中にも美術作品があります。
私たちが泊まったデラックス・ルーム203号室には、ソル・ルウィットという作家の「色彩における、ある立方体から導き出された形態1・2」(1984年)が展示されていました。

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ミュージアム棟の感想

記事冒頭の画像は、その部屋から撮ったものです。
部屋の前には海が広がっており、その眺めは最高でした。

でも、残念だったのは、ベネッセミュージアム自体があまり面白くなかったことです。
地中美術館がとても素晴らしくて、舞い上がっている状態でベネッセミュージアムを訪れたので、ギャップをより強く感じてしまった部分もあるのですが、ベネッセミュージアムはいわゆる普通の美術館なんです。
なんというか、白壁の無難な展示室に、美術作品がごちゃごちゃに寄せ集められている感じです。
地中美術館のような、凛とした緊張感はありません。

ベネッセミュージアムと地中美術館を比較すると、作品の見せ方によってこれ程差が出るものかと思います。ベネッセミュージアムではなく地中美術館の中にホテルがあったらいいのにな、なんて思ってしまいました。

また、ホテル部分で残念だったのは、外観や内部の共有部分は安藤忠雄さんらしい雰囲気があるにもかかわらず、部屋がごく普通だったことです。これは期待し過ぎだったのかもしれませんが、部屋の仕様でコストダウンを図っているように感じてしまいました。安藤忠雄さんの設計は、ホテルや店などの雑多な空間よりも、美術館や教会のような、もっとストイックな空間に合うのかもしれません。

オーバル棟の画像

ミュージアム棟の2階からモノレールを使ってオーバル棟にも行ってみました。この棟に行くには、モノレールを使う以外には獣道のような細い山道を登っていくしかありません。ベネッセハウス4棟の中では一番高くて辺鄙なところにあります。

直島 瀬戸内国際芸術祭
ミュージアム棟とオーバル棟を繋ぐモノレール。運転は自分たちで行います。

直島 瀬戸内国際芸術祭
こちらは、オーバル棟中央の池です。

直島 瀬戸内国際芸術祭
オーバル棟の内部は水が循環しています。

オーバル棟のつくりは4棟の中で最も凝っており、楕円形の池のまわりを取り囲むようにして部屋があります。その池の水は棟内を循環していて、水を身近に感じられる空間になっています。

今度直島を訪れる際には、このオーバル棟に泊まってみたいです。

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