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アートフェア2011イベントトーク「アートのゆくえ」・加藤翼展・things on strings 展

投稿日:2011年7月23日 更新日:

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 今日は、アートフェア東京2011の関連企画”フューチャージェ?ネレーションが語る「?アートのゆくえ」”に参加してきました。その後、無人島プロダクションの加藤翼展「深川、フューチャー、深川、フューチャー、ヒューマニティ」と、小山登美夫ギャラリーの「things on strings展」のオープニングにもお邪魔してきました。

 イベントトーク「アートのゆくえ」は、若手アーティスト3組、松下 徹さん、 wah document (南川憲二・増井宏文)さん、荒神明香さん、そしてアートフェア東京のエグゼクティブ・ディレクター金島隆弘さん、ナビゲーターとしてインディペンデント・キュレーターの窪田研二さんが参加されていました。

 3組のアーティストの皆さんはそれぞれ全く独自な活動をされていて、今回アートフェア東京の関連企画でしたがアートマッケットとはある程度距離を取って飄々と活動されているのが印象的でした。特にwah document さんは、住所不定無職の状態で作家活動(?そう思っていらしゃらないかも?)をなさっていて、活動内容はとっても面白いのですが、どのように活動資金および生活費を得ているのかもう少し伺ってみたかったです。
 皆さんアーティストとしてがんばっていらしゃいますが、アートに特化する雰囲気はなく、アートを壁で囲わずに、可能性のあることだったら何でもチャレンジしているところが素晴らしいと思いました。多分野(分野の壁はないとも言えますが)とのコラボレーションなども積極的にされています。コンテンポラリーアートがもっとみんなに愛される存在になるには、とっても大事な取り組みだと思いました。

 金島さんのお話しの中で大変印象に残ったのは、中国のことです。金島さんは2年間北京でお仕事をなさっていたこともあり、中国の事情に大変詳しいです。
 私は以前中国で看板を描いていた時の印象で、どうしても”中国は自由に看板も描けない国”というイメージがありましたが、(と言っても看板を描いたのはもう10年以上も前!のことになります。その間、中国はすごいスピードで変化していますね。)金島さんのお話しを伺って、中国に対する見方を変えなければと感じました。
 金島さんは北京に行くと嬉しくなるといいます。それはアートに対して日本よりもっと自由な雰囲気があるからだそうです。何か事を起こそうとするとき、すぐにたくさんの人が集められる機動力もあるとおしゃっていました。
 私も中国に大陸的などうにでもなるというような感覚を感じ嬉しくなることはありました。表面的に禁止されていることはたくさんありながらも、どこか抜け道があるような気がして、それはいろいろな可能性に繋がっていると思いました。今度北京のアートの現場を訪れてみたいと思います。
 また金島さんによると、中国の成功したアーティストはよく若手の面倒を見るということです。アートの関係者の中で一緒にアートを盛り上げていこうという雰囲気があるようです。そして成功したアーティストは、自分で自分の分厚いカタログをつくったり、自らお金を払って美術館で個展をしたりと、まわりに頼らずどんどんと自分の活動をしていくそうです。それが中国人流のビジネスと言ってしまえばそれまでですが、そのたくましさは日本のアーティスト及びアート関係者にも大変参考になるように思います。

アートフェア東京2011 7月29日(金)?7月31日(日) 
東京国際フォーラム 展示ホール&ロビーギャラリーにて 

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                                         加藤翼展
 無人島プロダクションの加藤翼展「深川、フューチャー、深川、フューチャー、ヒューマニティ」のオープニングにお邪魔した時は、まだ制作中でした。といっても意図的にオープニングにあわせて作業をされていたのだと思います。無人島プロダクションのスペース内にほぼぴったり沿ったベニヤで出来た構造物がつくられていて、ちょうど入口にあたる面がロープを取り付けられてふさがれようとしていました。オープニングに行われたイベントは、”この構造物の中に何人かが入り、内側からそれに取り付けられたロープを引っ張ってギャラリーの入口にあたる面を破る。”というものでした。
 その後、この構造物は一旦解体されてギャラリーの中から取り出され、再度組み立てられます。8月7日には、それを皆で引っ張って動かすというパフォーマンスが行われます。
 今回の作品について少し加藤さんに伺うことが出来ました。加藤さんは作品のコンセプトについて、”皆で何かをするということをビジュアル化したい”とおしゃっていました。また、ギャラリーの内側に沿った構造物をつくった理由について、”(ギャラリー空間との)距離を縮めたかった。”と語っていました。(なるべく正確に書いているつもりですが、記憶で書いているので、加藤さんのお気持ちとずれていたらごめんなさい。)
 加藤さんはなによりも、”皆で何かをしていくこと”を大切にされているようです。個々人がばらばらになりやすい今のような時代には、そのような機会をつくること自体がクリエイティブだと言えると思います。また”展示空間との距離を縮めたい”という言葉も、私にはよく伝わってきました。展示スペースとしてのギャラリーに作品を置くことは、自ら閉鎖的な場をつくり出しているということでもあるとも言えると思います。しかし、加藤さんは、ギャラリーの内側も外側もひっくる

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