ココナッツオイルを使ったバターの作り方をご紹介します。
ヘルシー料理研究家の城いつ子さんが考案した「ココナッツオイルバター」のレシピです。
城さんによると、バターはカロリーが高いので敬遠する女性がとても多いそうです。
「ココナッツオイルバター」は、そんな女性たちでも安心して食べられる、ココナッツオイルのダイエット効果をいかしたバターです。
ほのかな甘みのある美味しいバターができます。
本物のバターと同じくらいの満足感がありますよ。
(一部情報元:TBSテレビ「あさチャン!」2015年3月31日放映)
「ココナッツオイルバター」のレシピです。
レシピ通りにつくると、かなりたくさんの「ココナッツオイルバター」ができあがります。
ちなみに、私は、下のレシピの1/5の量で作りました。
それでも、できあがりの見た目は、ごく普通の200g入りバターの半分くらいになりました。
ココナッツオイルバターの材料
ココナッツオイル | 200g |
絹ごし豆腐 | 60g |
豆乳 | 100cc |
リンゴ酢 | 小さじ1 |
塩 | 小さじ1 |
ココナッツオイルバターの作り方
- 上の材料すべてをミキサーにかける。
- 1を容器に入れ、冷蔵庫に30分入れたらできあがり。
材料は、ココナッツオイル・絹ごし豆腐・豆乳・リンゴ酢・塩だけです。
ココナッツオイルは、冬期は、上のような白い固形状になっています。
夏季には、液体に変化します。
固まっている場合は、スプーンなどで少しずつ砕いて使います。
液状の場合は、そのまま使えます。
材料すべてをボールに入れると、それぞれの割合はこれくらいになります。
材料すべてをミキサーにかけます。
ミキサーで撹拌するとこんな感じになります。
保存容器に入れ、冷蔵庫で30分ほど冷やしたらできあがり。
こちらが、冷えて固まった「ココナッツオイルバター」です。
バターナイフですくうと、普通のバターとくらべて少々硬く、ポロポロっと塊状に砕けます。
パンと合わせる場合は、普通のバターの方が塗りやすいかもしれません。
でも、冬場の固まったココナッツオイルとくらべたら、柔らかくて使いやすいです。
ココナッツオイル自体もバターの代用品として使われますが、「ココナッツオイルバター」に加工した方が、扱いやすさは優れています。
また、お味の方も、ココナッツオイルよりも「ココナッツオイルバター」の方が、本物のバターに近いと感じました。
豆腐と豆乳のコクが上手に活かされていて、バターっぽいです。
さらに、リンゴ酢と塩が加わることで、その味わいがより強調されているように思います。
トーストに塗った瞬間は、まだ小さな塊状です。
でも、しばらくすると、パンの温かさで良い具合に溶けてくれます。
冷めたパンに塗る場合はちょっと面倒かもしれませんが、それは普通のバターも同じことです。
最初は「ココナッツオイルバター」をバターの代用品くらいにしか考えていませんでしたが、実際に作ってみると、単なる代わりにしておくのは、もったいないと感じました。
ココナッツの甘い香りがフワッと漂うと、バターだけでなく、甘みのあるスプレッドも添えてトーストをいただいているような満足感があります。
パンは甘くしないと食べられないという方でも、「ココナッツオイルバター」だけで十分満足できるのではないかと思います。
ココナッツオイルを摂ることは美容に良いようですが、その香りには、甘いものを無理せずやめられる効果もありそうですよ。
こちらは、ミキサーを使わずに、食パンに材料を塗るだけで作れるので、調理がより簡単です。
リンク先のレシピもぜひ参考にしてください。