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旧ソ連圏で最大の美術館アート・アルセナール(Art Arsenal )?ウクライナのアートが熱い!?

投稿日:2011年7月26日 更新日:

 ウクライナの弁護士、ナタリーャ・ザボロトナ(Natalya Zabolotna)さんは、”これまでずっと文化的辺境だったウクライナの首都キエフを、ヨーロッパでトップクラスの芸術の都にするという決意を固めている”そうです。
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 彼女は、古い煉瓦づくりの軍事施設を、外国の美術関係者の助言をもとに、旧ソ連圏で最大の美術館アート・アルセナール(Art Arsenal )に変えました。はじめは資金調達も難しく、地元の企業と個人の寄付に頼っていたそうですが、今では政府の支援も得られるようになり、ビクトル・ヤヌコビッチ(Viktor Yushchenko)現大統領の側近は、”1億5000万ドルをつぎ込んでパリのポンピドーセンターに匹敵する美術館にする”と語っているそうです。
 この美術館の建物自体は武器庫だったこともあり殺風景ですが、11世紀に建てられたペチェールシク大修道院の丸屋根と鐘楼が見渡せるそうです。内部には、アルセン・サバドフArsen Savadov)、セザール・バルダッチーニCésar Baldaccini)、アルマンArman)などの現代アートが所蔵されています。

 先日アートフェア東京2011のエグゼクティブディレクターの金島隆弘さんが、アートフェアのメインスポンサーとなったドイツ銀行について、”たった1人の熱意で実現したこと”と話していましたが、このウクライナの例も同様にたった1人の強い思いが結果を生んでいる例でしょう。”たった1人”は、バカに出来ないですね。
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写真は共にアート・アルセナールから眺めることが出来るペチェールシク大修道院
参考資料:Newsweek 7月27日号 「Art at Europe’s Edge」

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